断腸亭料理日記2017
1月28日(土)夜
土曜日。
夜。
内儀(かみ)さんの希望で、ピザ。
ピザであれば、材料を買ってきて、
家のピザ焼き器で焼こう。
ハナマサにはなぜだかピザの生地、チーズ、
ソースまで全部売っている。
家にあるピザ焼き器は、セラミックの板が
入っているもので、高温になってカリッと
焼ける。
ただ、実際にはピザ焼きに使うよりも
ほぼ家ではタンドリーチキン焼き器になっている。
タンドリーチキンはナンなどと同様に
インドの石窯タンドールで焼く。
ピザを焼く窯もタンドールもともに
かなりの高温でなければ、うまく焼けない。
タンドリーチキンを焼くにも兼用ができる、
のである。
今日は珍しく本来の用途に使うというわけである。
ピザであれば、生玉子をのせて焼いて
半熟にした、ビスマルクが食べたい。
内儀(かみ)さんがハナマサで材料を一通り
買ってくる。
チーズと生地。
チーズはピザ用のモッツアレラを短冊状に加工した
シュレッド。
生地というのは、クリスピータイプと書いてある。
薄いが、生ではもちろんなく、焼いてあるのか、
ちょっとパンのような風合いのもの。
生ハム。
これはまあ、普通のものか。
ソースは瓶入りのもの。
のせる。
ソースを塗って、チーズをのせ、
生ハム。
真ん中に生玉子を割って、置く。
ピザ焼き器を最高温に設定し、余熱をする。
じわじわ焼くのではなく、高温で短時間。
あらかじめ最高温にしておかねばならない。
最高温になったら、具をのせたピザを置く。
ふたをする。
左右にあるのはピザを運ぶヘラのようなもの。
2分ほど。
開けてみる。
白身が固まり始めた。
もう少し。
3分ちょっとか。
OK。
まな板に移し、四つに切る。
当然ながら、包丁を入れるので半熟の玉子は
割れてしまって、黄身は流れ出すが、そのままの状態で
そっと皿にのせる。
なるほど、クリスピーには焼けている。
半熟の玉子というのは、ピザにしてもうまいもんである。
日本人というのは、玉子であれば半熟を
よしとする。
もちろん、日本の玉子は生食ができる。
ピザのビスマルクというのは
ドイツ(プロイセン)の昔の首相の名前に由来する
というが、欧米などでは玉子は生食はできないのが
一般的。
イタリアやドイツにこのビスマルクというビザがあるのか、
わからぬが、半熟ではないのであろう。
もう一枚。
今度は生ハムと冷蔵庫にあった小松菜。
焼けたら、切る。
皿にのせる。
ビスマルクも同じなのだが、
生地とトマトソースはやはり作った方が
うまかろう。
市販のトマトソースはそれなりの別の味が付いている。
当然のことであるが、それはコントロールができない。
好みに合えばよいが、そうでなければ余計なものである。
また、生地は既に焼いてあるものであるが、
どうしても、本物の味と食感ではない。
やはりどちらも自作しなければいけなかろう。
ピザ用のトマトソースは作ったことがないが、
まあ、さほど難しくはないだろう。
しかし、生地の方は、よくTVなどでも観るが
放り投げたりして、伸ばしている。
難しかろう。
まあ、そこまでピザのフリークではないので
私は、やらないかな。
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