断腸亭料理日記2017

2017断腸亭の連休ラーメン その1

今年のゴールデンウイークも終わったが、
皆様はどのようにおすごしであったろうか。

4/29からの東京は天気にも恵まれ
暑くもなく、寒くもなく、五月晴れであったと
いってよろしかろう。
平穏な連休。

私は9連休。
例によって、遠くへは行かずに、近所のラーメンやを
まわったわけである。
9日間、毎日一杯ずつ、都合9杯食べたわけである。

今年で3年目か。

ご存知の通り、東京では新しいラーメンやがどんどんできる。

私の住む、浅草、上野界隈も然り。

また、近所ではあっても普段の行動範囲外にあるところも
こういう機会にみておきたい。

まずは、人気店をチェック。
その中で、新規開店、既存店その他、行ってみたいところを
決めてみた。

まずは初日、4/29(土)。

最も近所の店。

同町元浅草町内、浅草通り沿いの[喜多方食堂 麺や玄]。
(台東区元浅草4-7-15)

喜多方ラーメンの店、
なん度かきてはいる。

喜多方では朝ラーということで、ここも朝7時からやっている。
連休初日で早く起きてしまったというのもあり、ここ。

歩いて5分ほど。
7時半頃。
ほぼ満席。小さい子供の家族連れが多い。
子供は休みの日でも早起き。

全部のせ的な特製しょうゆラーメン。(1,000円)

味玉とねぎが別盛で出てきた。

背脂がうまそう。

麺は平打ちの縮れ。

喜多方の基本はすっきりしょうゆ。
これに背脂が入り、ちょっとこってり。

とんがってはいないが、うまいラーメンであろう。
いい滑り出し。

さて、次、
4/30(日)。

これは今年3月開店という新店。
[支那そば 大和]稲荷町本店。

03-6543-9876
台東区東上野6-1-7 MSKビル1F

日祝にやっているところ、で、ある。

[喜多方食堂]の浅草通りをはさんで反対側。
左衛門橋通りよりも上野方向へいったところの
ごく近所。

なんでも、池尻大橋の[八雲]という人気店の
分かれ、とのこと。

開店の11時半を目指してきてみたら、既に行列。
開店すぐであろうが、店の中も満席。

どうせ暇な身、のんびりと列につく。

店内に入り、券売機で食券。

黒だしと白だしとあって、ようはしょうゆと塩のよう。

わんたんも海老と肉があり、混ぜて4個、
どちらかだけ、というのも選べるよう。

特製わんたん麺白だし、肉と海老。(1,000円)
ビール小瓶も。


白だしというから、文字通り和風調味料の「白だし」
が入っているのかとも思ったが、おそらくそうでは
ないだろう。

魚介系なのであろうが、かなりバランスが取れており
すっきりなのに濃厚な旨み。
わんたんもぷりぷりでよい。

なるほど、話題だけのことはある。

さて。
月をまたぐが、もう一軒。
5/1(月)。

去年もきたがやはりごく近所の[稲荷屋]。
台東区元浅草2-10-13 島田ビル1F
03-3841-9990

ちょうど[大和]の浅草通りをはさんで
南側の正面といってもよい場所。

フレンチ出身という若い主人が一人で
やっている。

去年は蟹のスープの「ビスクドクラブ」というのを食べた。

それ以来。

対面の[大和]同様、わんたん麺もある。
また、やはり限定でフレンチのスープのものが
あるようなのだが、ちょっと暑かったので、
辛みまぜそば(800円)、というものにしてみた。

まあ、選択ミス、自らの責任である。
汁なし担々麺など辛味系の和えそばとしては
十分にうまいのだが、驚くほどのものでは正直ない。

通っている店で、たまには違う味、
というのであればよかろうが、この店を
代表するものではなかった。

まあ、こういうこともある。
どうせご近所、近いうちにまたこねば。


つづく



 

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