断腸亭料理日記2016
8月7日(日)第二食
リオ・オリンピックは始まったが、いや、どうにも暑い。
この土日も上野公園、不忍池、または浅草六区界隈を自転車で
ふらついているのだが真昼に2時間もいると、もう熱中症寸前。
(徘徊の目的はご想像の通りの探索活動である。)
今朝は、まだ少しは涼しい時刻に出掛けてみたりして
戻ってきた。
午前中の不忍池は蓮の花が開いているのが見られるのが、
成果かもしれぬ。
ともあれ、この暑さでは、カレー、カレー、カレー。
カレーで、ある。
昨日の「チューボーですよ!」はインドカレーでも
こってり系の「バターチキン」であったが、
さらっとした、インドカレーがよい。
肉は、骨付きの鶏がよろしかろう。
よい出汁が出る。
骨付きのももは面倒なので、手羽でいこうか。
米は、タイの香り米があるのでこれ。
玉ねぎ一個をみじん切り。
にんにく、生姜はみじん切り。
量はそれぞれ、大さじ1。
皿に広げて、サラダオイルをまぶし、
レンジの下拵えモードで加熱開始。
その間に、ハナマサで鶏手羽を1パック。
それからタンドリーチキンも焼くだけだが、作ろう。
いつもハナマサにある、タレ付きのもも肉。
塩胡椒をして、フライパンで両面焼く。
レンジの玉ねぎは一度切れたので、出して混ぜて、もう一度入れる。
その間に、今度はスパイスをすり鉢で潰す。
クミン、ガルダモン、コリアンダーシード、あたり。
玉ねぎの様子をみる、、、と!
やば。
ちょっと、焦げてしまった。
しょうがない。
大きな焦げはつまみ出して、水を加え、フライパンに。
ここにつぶしたスパイスとホールで入れる、シナモン、グローブ、
ベイリーフ。
ターメリック、レッドペッパー、カレー粉(S&B赤缶)大さじ1ほど。
弱火でよく和えて鍋に。
焼いた鶏手羽も入れ、トマト缶カットしたもの一缶。
ターメリックとカレー粉もここで足す。
トマトは本当は一缶全部は多いのだが余らせても仕方ないので
いつも全部入れている。
ただ、ちょっと色が赤くなってしまうので、ターメリックで
調整しているのである。
ここから煮込む。ふたをして、弱火。
同時に飯も炊き始める。
タイ香り米の場合、香りを流してしまうようなので、
洗わずに、そのまま水加減し、電気炊飯器のカタメモードで
スイッチを入れる。
その間にタンドリーチキンを焼く。
タンドリーチキンはいつのもの電気ピザ焼き窯(?)で焼く。
今は新型が出ているようだが、これは5年も前から使っている。
ピザを焼くよりは、もっぱらタンドリーチキン焼き器として。
ピザ焼き窯にしても、タンドリーチキンを焼くインドの窯、
タンドールにしてもおそろしい高温が必要である。
家庭のオーブンレンジではとてもそのようにはいかぬ。
これは電熱で加熱するのだが、セラミックの板が一枚入っている
高温になるのとおそらく遠赤外線が出て石窯に近い効果が
得られるのであろう。
セラミックの板の上に鶏から脂がひどく出るので、アルミホイルを敷いて、
その上に足付きの網をのせる。
最大温度まで予熱し、鶏をのせ、10分ほどか。
ご飯も炊けた。
煮込み始めて小一時間、カレーはここで、塩。
レシピ上は大さじ1弱、なのだが、もう少し少ないかもしれぬ。
むろん、一度入れて、味見。
今日は一回で決まる。
ご飯を皿に盛って、カレーをかけ、
ピクルス、タンドリーチキンも添える。
水分をちょっと控えたせいで、比較的粘度が高く仕上がった。
味はまあ、いつも自分で作っているので、
その通りのもの。
たまには文章で表現してみようかと思ったのだが、
これが難しい。
サラダ油だけでギーなどは使っていないのでこってりではないが
鶏手羽から脂と旨みが出ている。
スパイシーだが、クミン、クローブといった特定のものを
強くをしていない、まあ、バランスのもの。
辛さは、上野デリーのカシミールまではいかぬくらいで
かなり辛め。
これで、伝わるか、、伝わらないだろうなぁ〜。
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