断腸亭料理日記2014

断腸亭の夏休み「セイシェル」その2

引き続き、セイシェル。

昨日はセイシェルの空港に到着したところまで。

現地の旅行代理店の迎えで、リゾートへ向かう。





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向かう先は[コンスタンス・エファリアリゾートConstance Epheliaresort]
というところ。
選んだのは内儀(かみ)さんである。

空港があるのはマヘ島の東岸で、リゾートは西岸。

バンで30分、島の中央部の山を越えていく。

道路は対面通行でさほど広くもなく新しくもないが、凸凹もなく
きれいに整備されている。

ただ通る車の数もそう多くはない。
また、道路沿いに人家はあるが商店のようなものは
ほとんど見えず、家の造りもなに風というのかわからぬが、
そう凝ったところはなく、素朴な穏やかな島、という
印象である。

リゾートについて受付を済ませ、バギーで部屋へ送ってもらう。



部屋の中の仕切りのないところに、バス。
リゾート仕様。

外は大きなベランダ。

テーブルの上には、ウェルカムドリンク。
これは、シャンパンかと思ったら、スパークリングワイン。

大きなソファーに腰を下ろし、せっかく冷えているので
さっそく開けて飲む。

着替えて、シャワーを浴び、さすがに疲れているので、
ベッドにひっくり返って寝てしまう。

夜。

起きて、食事へ。

ここはなかなか大きなリゾートでむろんレストランも
いくつかある。
昼夜の食事付きのプランにしてあるのだが、
最初なので、メインダイニングへ行ってみることにする。

リゾート内の移動は貸自転車もあるが、専用の電動バギー。
巡回しており、途中で止めて乗り降りもできる。

南の島のリゾートはそこそこの広さがあれば、どこも
こういうものが用意されている。

メインのレストランは今日は地中海ナイトということで
アラブだったり、イタリア、モロッコなどの料理が
並んでいる。
これもどこのリゾートでもそうだが、お客さんは皆、長期滞在者
なので、飽きないようにしている。

日本でもお馴染み、トルコのケバブ。


ピタにはさんで食べる。

タンドリーチキン。


このあたりは、地中海というよりはインドあたりか。

じゃがいもとほうれんそうのカレー。

緑豆のスープ状のカレー。

マンゴーだったりレモンの皮だったりのピクルス、と、
書いてあるが、いわゆるチャツネのようなもののよう。
(これだけでは食べられなかった。)

馴染みが深いピタにはさんだケバブ、インドのナンやら
薄いせんべい(パパードというらしい)タンドリーチキン
ジャガイモのカレーやら、チャツネも皿にのせてみる。

次はアラブ系。


モロッコのデーツ入り、ラムのサラダ。

ブドウの葉で野菜などを巻いたもの。


アラブ料理の定番であろう。

このリゾートにもアラブ系と見えるお客もある程度見かけるので
アラブ人のコックもいるのではなかろうか。
盛り付けも美しく、それらしい。

これもアラブ料理では定番中の大定番。




ドバイ旅行をした際に始めて食べたが、ホンムス。ひよこ豆のディップ。
調味料はオリーブオイルとレモン汁と塩とシンプルなものだが
これがクセになる味である。

グリルした白身魚のサラダといってよいのか。




名前の札には「cantonese clay pot rice 広東風土鍋ご飯?」。


どこが地中海料理なのか、完全にわからなくなっているが、、。

ちょっと調べてみたら「cantonese clay pot rice 広東風土鍋ご飯?」は
シンガポールで定番?(流行っている?)の料理のよう。
(ご飯だけでなく、つゆやら、麺やら、煮込みやら、土鍋料理が各種あるよう。)

それをイメージしているのか。
むろん、これは土鍋では炊いていないとは思われるが。

まあ味は、長粒米のパラパラで個人的にはもっと濃い味付けの方が
好みである。炊き込みご飯はインドからアラブまで、ビリヤニなどと
いってやはり定番の米料理であまり濃い味付けはないと思われ、
このあたりに引きずられているやもしれぬ。


ともあれ。

総じて味も品数も、充実していると思われる。

初日はこれで終了。

明朝からセイシェルの海へ、ダイビング!。


 


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