断腸亭料理日記2013
8月3日(土)第一食
さて、土曜日。
今週も大阪日帰り出張が月と金と、二回あり、ちょいと、
ハードではあった。
今日は天気もよく、暑くなりそう。
またまた、だが、カレーだ!。
ウイークデーに買った、牛の肩ロースの塊が
残っている。
これをサイコロに切って焼いて入れようか。
今日はいつものインドカレーではなく、
久しぶりに、バターチキン系でいこうか。
カレーのバターチキンというのはご存知であろうか。
バターから取った乳脂、ギーがたっぷり入った、
こってり系。
私が最初に食べたのは数年前のドバイであった。
今では、東京のインド料理レストランでも
さらさらのものよりは、主流ではなかろうか。
私が作るさらさらインドカレーは
玉ねぎを狐色まで炒めるので、時間がかかるのだが、
このバターチキンはもう少し簡単。
作る。
まずはスパイスをギーで炒める。
これはホールも挽いてあるものも一緒に
かまわず炒めればよいので、楽。
私の場合は、パウダーのものはほとんどないので、
先にいつものように、すり鉢で潰す。
クミン、フェネル、コリアンダー、ガルダモンなど
いつもの顔ぶれ。
これにパウダーになっているものは、赤唐辛子、
ターメリック、さらにガラムマサラ(カレー粉)。
ホールで入れるのは、ベイリーフ、シナモン、グローブ。
ギーというのはこんなもの。
たまたま蔵前にあった、インド食材店で売っていたもの。
(なければバターでもよいのだが、脂だけを使うとすれば
バターも大量に使わなければいけないので、手に入れば
ギーの方がお得ではあろう。)
ものとしては、こんなもの。
脂なのだが、乳製品のにおいがする。
スパイスを炒めるには随分と量が必要。
大さじ、3〜4杯。
どのくらい炒めればよいのか、よくわからないのだが、
意図としては香りを出す、ということのよう。
焦げないように炒める。
次に、トマト缶、一缶と同量の水。
フライパンでそのまま10分煮込む。
煮込んだら、ベイリーフなど大きなものは取り除き、
ミキサーにかけ、一気に粉砕。
粉砕したものは裏漉してもよいのだが、
自分でたべるものなのではぶく。
次は具の準備。
牛肉は2cm角程度のサイコロに切って、塩胡椒。
同じくギーで表面を焼く。
玉ねぎ1個、ざく切り。
これをカリスメティーとともに、フライパンで炒める。
玉ねぎがしんなりするまで。
焼いた牛肉も合わせる。
これで準備はすべて完了。
大鍋に二つを合わせる。
ここで、塩を入れ、味見。
辛みと黄色みが足らないので、赤唐辛子と
ターメリック、カレー粉を加える。
合わせるときに少し水で伸ばしてしまったので
ちょっとゆるくなってしまったので、ギーも追加。
いいかな。
軽く煮込んで出来上がり。
玉ねぎを長時間炒めなくともよいので、
そうとうに早くできる。
冷飯をレンジで温め、盛り付け。
ビールを抜いて、食べる。
ちょっと、水がまだ多かった。
味はよいのだが、気持ちゆるい。
牛肉は肩ロースで、焼いただけ。
煮込んでいるわけではないので、硬い。
全体のできとしては65点ぐらいか。
?
断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 |
2004リスト2 |
2004リスト3 |
2004リスト4
|2004
リスト5 |
2004
リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8
| 2004
リスト9 |2004
リスト10 |
2004
リスト11 | 2004
リスト12 |2005
リスト13 |2005
リスト14 | 2005
リスト15
2005
リスト16 | 2005
リスト17 |2005
リスト18 | 2005
リスト19 | 2005
リスト20 |
2005
リスト21 | 2006 1月 |
2006 2月|
2006 3月 |
2006 4月|
2006 5月|
2006
6月
2006
7月 | 2006
8月 | 2006 9月 |
2006
10月 | 2006 11月 |
2006
12月
2007
1月 | 2007
2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月
2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月
2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月
2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月
2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 |
2009 12月 | 2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 |
2010 7月 | 2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2010 12月 |2011 1月 |
2011 2月 | 2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月
2011 9月 | 2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 |
2012 4月 | 2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 |
2012 11月 | 2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 |
(C)DANCHOUTEI 2013