断腸亭料理日記2009
9月29日(火)夜
ちょっと、遅くなった。
腹が減った、、、。
ラーメン、か。
先週は、湯島天神下の、大喜、へ、いった。
今日は、オフィスご近所、左内坂の、庄の、へ寄ろうか。
ここは、10時までやっている。
まあ、そんな遅くには、入ったことはない。
(いくらなんでも、この年齢で、その時間までは、
仕事をしていられない、、、。)
8時半前、オフィスを出て、左内坂を降りる。
早い時間は、ほぼ毎日列になっている。
しかし、このくらいの時間であれば、まあ、
そこそこ、であろう。
これだけ、近いところにあるので、毎週でも
きてもよいのだが、さすがに、そこまでは、こない。
だが、むろん、ここには書いていないことの方が多いが、
ほぼ月一では、きているだろう。
大喜、の、ところでも書いたが、
ここも創作メニュー。
むろん、定番のラーメンや、つけ麺もうまい。
基本は、魚介系のスープで、こってりと、さっぱりの2種ある。
急な左内坂の途中、上からくると、右側。
きてみると、3人のサラリーマンが、
入ろうとしているところ。
席の用意ができるのを待っていたようである。
少し待って、入る。
券売機。
まあ、毎度きているので、
月替わりの、創作ラーメンが、たのしみ、で、ある。
時たま、数量限定で、売り切れていることもあるが、
今日は大丈夫。
今月のお題は、秋刀魚、であったよう。
はー。
毎度、色々とたのしませてもらっているが、
秋の定番、秋刀魚。
それから、生ビールも。
どんなものが出てくるのか。
今日も、たのしみ、で、ある。
カウンターだけの奥に細長い店。
若い主人と、3〜4人のスタッフでやっている。
奥にどうぞ、というので、あいている一番奥の席に座る。
ビールをもらって、呑みながら待つ。
ここは、席数が多いせいか、
あるいは、創作は手が込んでいるからか、
ちょっと、待つ。
きたきた。
メニューの名前は、
秋刀魚の味噌つけ麺、味玉クリーム添え。
やっぱり、焼いた秋刀魚がのっている。
骨もから揚げ、に、なっている。
揚げ茄子、煮玉子、メンマ、白髪ねぎ。
スープは、泡がたっている。
小さな器に、味玉クリーム、なるものが入っている。
最初は、そのまま、スープにつけて召し上がって、
あとから、味玉クリームをかけてみてください、
との、コメント付きで出された。
指示通り、最初は、そのまま、スープにつけて。
味噌と題されていいるが、
味噌だけではなく、なにかはわからぬが
様々なものが入っていそうである。
お得意の魚介ベースに、なんらか、秋刀魚も
出汁にしているのか。
また、この、泡はなんなのか、よくわからぬが、
全体としてよくまとまって、うまい。
焼いた秋刀魚もつけて、食べる。
ある程度食べて、味玉ソースを麺にかけてみる。
全体に混ぜて、スープにつけて、食べてみる。
ふーむ、これは、味玉、といっているが、
マヨネーズに近いもののようである。
なかなか、うまいぞ。
やはり、こうやって、ラーメンに味の変化を
持たせているところは、他にはあるのだろうか。
ここが初めてではなかろうか。
いや、ラーメンに限らず、食卓で、味を変化させることを
最初から作り手が考えている料理というのは、
あまりないかもしれぬ。
創作であるから、実験、というのだろうか、
どの味の組み合わせがベストか、お客に
決めてもらおうというのか、、、。
自信がある味を、決めてから、出せばいいじゃないか、
とも思えるのだが、どうしてどうして、
これがたのしい。
ここの主人が、いろんな味の組み合わせを
たのしみながら、なのか、作っているのを
追体験させてもらえる、ような気がする、
といっても、よいかもしれない。。
いつもそうだが、創作のつけ麺の場合は、
最後に、特製のご飯を、+100円でオーダーし、
残ったスープに入れて食べる、
というおまけも付けていることが多い。
今回は、ねぎしょうがご飯。
だが、今日は、食べすぎは控えよう。
これで終了。
うまかった、うまかった。
今月も、ごちそうさまでした。
新宿区市谷左内町1山本ビル1階
03-3267-2955
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