断腸亭料理日記2007
8月11日(土)第三食
(「暑い」、「暑い」、ばかり書いて、恐縮であるが、)
暑い、ので、今日の移動はもう、エアコンの効いた
自動車、で、ある。
八重洲ブックセンターへいく。
土曜日と、夏休みで、道路は、ガラガラ、
というほどまでではないが、空いている。
逆に、東京のナンバーではないナンバー、
それも、いわゆる日曜ドライバー、というのだろうか、
都心に不慣れな車も、ちらほら見かける。
八重洲から、浅草橋に戻り、買い物。
額、というのか、ポスターのようなものを飾るために
入れるフレーム。
浅草橋などには、専門店がある。
さて、今日のメインの用事は終了。
アメ横の魚屋、へ、いこう。
昭和通りに出て、通り沿いに停め、丸井の裏を通り、
海苔屋のガードを抜けて、アメ横の魚屋。
今日は、妙に魚が多いように思われる。
鰹が一本500円、鯛、鱸(すずき)、どれも一本だが
安い。
一本を買うほどの気力は、今日はない。
鰯が、五匹で、500円。
鯵は、十匹で、500円。
鰯が高いのか、鯵が安いのか。
おそらく、後者であろう。
ここだけでなく、吉池でも、今年は鯵は安い。
豊漁なのであろう。
鯵を買い、とにかく暑いので、コンビニに寄り、
氷を買い、一緒に袋に入れる。
車に戻ると、、、
危なかった。
例の民間の駐車違反取締り、が、まさに、筆者の車の脇で、
切符を切らん、と、しているところであった。
間一髪、間に合ったようである。
あわてて乗り、発車。
花川戸の安売りの靴屋に回り、スニーカーを買い、帰宅。
十匹の鯵。
まずは、刺身、で、あろう。
二匹を三枚におろし、縦に半分に切る。
鯵を刺身にする場合、この切り方をいつもする。
どこだかの居酒屋でやっていたのを、真似しているのだが
鯵の場合、バクバク食える、この切り方がよいように思う。
生姜も下ろす。
なかなか、よいのではなかろうか。
脂もある。
これでビールを呑んで、昼寝。
さて、夜。
次は、なににしようか。
なめろう?
先日は、真鰯で、やってみた。
鯵でもむろん、なめろう、は、いける。
(むしろ、鯵の方が、一般的かも知れぬ。)
二匹、三枚におろし、皮をむき、切って、叩く。
叩いてしまうと、なんとなく、量が少なくなる。
もう一匹おろそう。
都合三匹に、ねぎも、みじん切りにし、
味噌とともに、まな板の上でよく和える。
盛り付け。
細かいことをいうと、鯵は鰯よりもなまぐささが少ない、
と、いうのか、さっぱりしているので、味噌も少なめで
よいのかもしれない。
むろん、刺身でうまければ、なめろうも、うまい。
三匹分、きれいに平らげてしまった。
さて、あと五匹、は、どうしようか。
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