断腸亭料理日記

小鯛酢漬け

11月1日(月)
早いものである。

11月になった。
東京へ転勤になり、帰京してから、もう1ヶ月。

新しいセクションで、慣れない、などとも言っては、いられない。
自ら望んだ、仕事でもあり、「マエムキ」に!

が、やはり、疲れるものは、疲れる。
月曜から。

早め(といっても、9:00)に会社を出る。

今日は、土曜に漬けた、小鯛の酢漬けを食べる。

酢で〆た小鯛は、酢を切って、昆布で挟んで、冷蔵庫で2昼夜になっている。

ちょうど、土曜の夜、偶然、なにかのTV(テレ東)、でやっていたのだが、
京都府の方に、「小鯛の笹漬け」というものがある、という。
鯛は、酢に漬かり易いため、酢で〆るのは、ほんのわずか。
その後、昆布で挟んで漬ける、そうである。

これを、いただいた。

今日食べないと、もうだめであろう。

それから、やはり、土曜に残ったワカシ刺身を、しょうゆで煮ておいたもの。

食べる

土曜の夜、味見をした時は1時間以上、酢に漬けたため、
なるほど、酢が強すぎた。

今日は、昆布の旨みが、うつり、また、酢は、適当に、昆布へうつり、
うまく、なっている。
これは、いいめっけものをした。

仕上げは、同じく、鯛の汁の残りを、
冷飯にかけて、きざみねぎ散らし、ぶっ掛け飯。
身はないが、立派な、鯛茶漬け、である。

これも、実に、うまい。

\220の、小鯛数匹、であったが、これだけ、楽しめた。

しばらく、さぼっていたが、そろそろ、落語の稽古も再開しなくては、、。

※平均点  2.656      合計 32人

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