断腸亭料理日記2006

肉まん・神楽坂 五十番

1月8日(日)第一食

この連休は妻が帰省している。

いてもいなくとも、筆者の食生活はあまり影響はないが、
だらけ方、は、一人でいると、随分なものになる。

起床は8時頃。
時間は、ウイークデーとあまりかわらないが、
だらだら。

昨夜は、深夜に、鶏のから揚げ、なんぞが急に食べたくなり、
胸肉二枚分、揚げて、食べてしまった。
食べ過ぎである。

起きたはいいが、腹は減らない。
もともと、筆者、寝起きは悪く、起きて数時間は、食欲はない。

この日記を書くなど、2〜3時間、TVをみながら、だらだら。
日曜日には、路麺もやっていない。

11時頃、やっと腹が減ってきた。
なにを、食べようか。

そうであった。
冷蔵庫に、神楽坂 五十番の肉まんがあった。

これは、数日前に銀座の松屋で、妻が買ってきたものである。

神楽坂 五十番は、筆者のオフィスの近所でもあり、
もう20年近く前から、食べている。

店は、神楽坂を登って、毘沙門様の前にある。
本当は、中華料理屋であるが、筆者は、肉まんしか食べたことがない。
この店頭でも買えるが、都心では、銀座松屋などで買える。
(この他には、池袋東武、玉川高島屋、船橋東武)

冷蔵庫から出し、水を振ってラップ掛け、レンジ、2分程度。

ここの肉まんは、まずは大きさであろう。
HPによると、直径11cm、高さ7cm、と、いう。
でかい。

簡単な朝飯であれば、2人で1つ、でも充分である。

汁が出ないように、慎重に、半分に切って、食べ始める。

もう一つの特徴は、皮がとてもしっかりしている、
と、いうことである。
蒸気で、べちょべちょになるようなことは、ない。
そして具は、たっぷりと、重い。
切り口を上にしておかないと、脂が染み出してくる。

ヤマザキや、井村屋の肉まんくらいしか、
食べたことのなかった筆者など、初めて食べたときには、
こんなにうまい肉まんがあるのかと、
感動したものである。

余談だが、最近、肉まんのことを、豚まん、と称している看板を
東京でも見かけるようになった。
あれは、関西弁である、などと、いうのは
野暮なのか、、。しかし、気になるものは仕方がない。
ついでだが、ど真ん中、の、「ど」も関西弁である。
ドアホウ、を思い出していただきたい。
東京人であれば、まん真ん中、が正しい。

ともあれ、五十番の肉まん。
うまい、うまい。

うまい、のはよいが、、、

この、だらだら、を断ち切らねば。
落語の稽古を兼ねて、御徒町の吉池まで、歩いて
買出しにいこう。
なにかよい魚を捜そう。

落語は、昨年は、黄金の大黒、をやったが、
今年は、とりあえず、天災。
黄金の大黒も同様であるが、一度憶えて、
志らく師の落語教室で、演ったものである。
もう一度、稽古のやり直し、で、ある。

さあ、がんばろう。

外は寒い。完全防寒で、出掛ける。



HP



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