断腸亭料理日記2006

小島町・うなぎ・やしま

2月25日(土)夜

夜。

これも、少し前から、食べたかった、うなぎ、で、ある。

新宿から、さらにいくつか用を足し、帰宅。
同じく外出していた妻が帰ってきた。

朝は、ねぎどんで、昼は、桂花。
夜は、うなぎ。
妻が、この食べ方は、ガテンのようだ、などという。

明日も仕事で、こう予定が詰まっていると、
うなぎでも食べなきゃやってられない。
そんな感じなのである。

遠くへ行くのも面倒。
拙亭直近の、やしま、で、ある。

天気がよいと、昼はだいぶ暖かいが、
日が暮れてくると、やはり、寒い。

土曜日のこのあたり(元浅草、小島町あたり)の店のお客は、
基本的には、近所の人々、で、ある。

6時前。
テーブルに、家族連れ、一組。

座敷に上がる。

ここの、襖の紅色(べにいろ)がよい。
日本橋宮川、牛込店
のところでも書いたが、今、この色を見ていると、
なんとはなしに、落ち着くような気がするのは、なぜであろうか。
華やかであるが、落ち着いている。そして、粋な感じ。
よい色である。

今日は少し、呑もう。
焼鳥をつまみで頼む。そして、白焼き。

お酒は、お燗。
透明なガラスのお銚子の形をした1合瓶。
銘柄は、兵庫県明石の神鷹。
この店以外では、あまり見ないものだが、辛口でうまい。

いつものように辛しが添えられ、青海苔がふられた
味噌豆。


(この画像は、前回のものだが、味噌豆はいつも変わらない。)

そして、焼鳥。
値段が1本¥350と高いだけあって、
かなり大きい。
食べで、が、ある。

さらに、お酒を2本、追加。

白焼きのわさび醤油。


これがまた、甘く、堪らないうまさ、である。

最後に、うな重は、中。

いつもの通り、さっぱりとした、うまさ、である。

いい感じに酔っぱらって、帰宅。
と、同時に、また、すぐ寝てしまった。

満足、で、ある。



やしま
TEL 03-3851-2108
東京都台東区小島2丁目18−19



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