断腸亭料理日記2006

断腸亭、メキシコ・カンクン、

コスメルへいく。その1

さて、昨日、8/19、15時、カンクンから、
ヒューストン経由のコンチネンタル便で、やっとメキシコより帰国した。

いやいや、疲れた、疲れた。
メキシコ、カリブ海のリゾート、カンクンからは
むろん直行便はなく、アメリカで乗り継いで、都合15時間くらいであろうか。
コンチネンタルは、エコノミークラスのアルコール類が有料
(¥600 or US$5)になり、ビールを含め、酒が出ない。これはきつい。
むろん、酒を呑むことが目的ではないが、なかなか、眠れぬ。
と、いうわけで、今年は、かなり疲れた道中であった。
(金を払っても、呑むべきであった、か、、。)

ともあれ、断腸亭の夏休みは、今年も昨年に引続き、メキシコ。
カンクン、コスメルにダイビングにいってきた。

筆者のダイビング歴は20年近くあるが、
年に一回、南の島へいく、お気楽リゾートダイバー。
いったところだけ挙げれば、ダイビングのできる南の島で、
有名なところへは随分にいっている。
モルジブへ3回、パラオ、グアム、セブ、バリ、フィージー、
ニューカレドニア、タヒチ、ハワイ島、沖縄・西表etc.。

そして、去年がメキシコの太平洋岸、ロスカボス

昨年のダイビングの主眼はアシカと潜る。
ペリカンが群れ、鯨も訪れる、豊かな、海。太平洋、コルテス海。
そして、なんといっても、メキシコの食い物のうまさ。
いわゆるメキシコ料理なのであるが、日本に入ってきている
メキシコ料理と、現地で食べるものの大きな違いに驚かされた。
日本へ入ってきているメキシコ料理は、どちらかというと、
アメリカ経由のもの。
現地で食う、正調メキシコ料理のうまさに
一遍で虜になってしまったわけである。

そして、今年は、同じメキシコでも、メキシコ湾、カリブ海側のリゾート、
カンクン、そして、ダイビングのリゾート、コスメル島。
(昨年のロスカボスがアメリカ西海岸からいく
リゾート地であるのに対して、カンクンはニューヨークなど
アメリカ東海岸の人々が遊びにいくところであり、また、世界的にも
超一流のリゾート、と、いって差し支えあるまい。)

カンクンはメキシコ西部、マヤ文明で名高い、ユカタン半島の先端。
そして、コスメル島は、カンクンの南東沖のカリブ海に浮かぶ
メキシコ最大の島、ではある。
最大とはいっても、メキシコには大きな島はないようで、
コスメル島は、南北50km、東西15kmほど。
カリブ海クルーズの豪華客船なども立ち寄る、リゾート。
ダイバーにとっては、海中の透明度が高いことでも有名なところである。

コスメルでは5泊、ダイビングは都合6本。
手付かずの紺碧のカリブ海が、海中国立公園として大切に保護されており、
評判通り、水は澄み、べらぼうに美しい。
我々の馴染み深い太平洋と比べ、魚の種類や、さんごなどの海底の景観は
違うが、魚は美しく一匹の固体として大きいものが多い。
また、今回は、ウミガメの多さにも随分と驚かされた。
ウミガメ自体は、南の島のダイビングではさして珍しいものではないが
ここでは、多い時には、1回、40〜50分の潜水の間に、
3〜4頭も見かけることがあった。

ダイビングのよさはなんといっても、こんなにうつくしく、豊かな自然を
素肌で感じられる、と、いうことである。
地上のなにもかもを忘れて、海に癒さされる。そんな瞬間である。

泊まったホテルは、フィエスタアメリカーナ
(Fiesta Americana Cozumel Dive Resort)
というところ。

ダイビングサービスはホテル内にあり、
日本人のスタッフもいる。

ここはコスメルの中では、大きめのホテルである。


コスメル島のダウンタウン(と、いっても、島に一箇所の小さな町である。)
から、タクシーで20分ほど。島の西海岸にある。
(コスメル島内の人の住んでいるところはわずかで、
島のほとんどは潅木の生い茂る荒地のようなところである。
その昔、マヤの頃には、彼らのカリブ貿易の中継地として
栄えたともいうが、今は、これといった産業もなく、
ほぼ、観光だけの島、といってよかろう。
しかし、だからこそ、きれいな海が残っている、ともいえる。

↓この写真はホテルの7階から周りの風景を撮ったものだが、一面
潅木の林が見渡す限り、果てしなく続いている。)



天気は、昨年のロスカボスは乾燥した暑さであったが、
こちらは、湿気もあり、その上に、暑い。
昼間の気温は毎日、33〜34℃。
ちょうど、日本でいえば、沖縄のような感じであろうか。
やはりとにかく暑い。



食い物にたどり着かなかったが、今日は、ここまで。

明日に続く。



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