断腸亭料理日記2005

鶏手羽先から揚げ・蜃気楼風

11月12日(土)夜

夕方、冷凍庫を整理しようと見てみると、
鶏手羽先が八本ほどあった。

ちょっと、挑戦、してみよう。
先日の、板橋の中華・蜃気楼のから揚げである。
花椒がかかり、斬新であった。

まずは、レンジで解凍。

半解凍程度で置く。

あらかじめ、下味を付けておくのであろう。

酒、しょうゆ、紹興酒。
それから、胡椒と、赤唐辛子(粉)あたりであろうか。
花椒は、香りがすぐ飛ぶため、仕上げ、であろう。

平皿に手羽を並べ、全体に上からこのつゆを掛ける。
味は濃い方がよかろう、1時間以上は漬けておいた方がよかろう。
途中何回か、引っくり返し、まんべんなく味が染み込むようにする。

1時間。

さて、揚げようか。

揚げ鍋に油を用意。点火。

比較的、低温で、じっくり揚げてみようか。
菜箸を油に入れて、泡が出てくるまで、待つ。

OK。ひとまず、四個、投入。

しばらく置き、弱火に落とす。

じっくり・・・?。

・・・なかなか、パリッとしてこない。
手羽は、肉として、厚みがあるわけではない。
じっくりで、なくとも、よかろう。

油温を上げ、こんがり、色が付くまで、、、。

よいかな?

上げる。

蜃気楼では、包丁の刃が入っており、食べやすかった。
手羽先の難点は、食べにくい、ということである。

関節部分と、太い方の肉に、縦に、出刃包丁で刃を入れる。

ボールに移し、
すり鉢で、花椒をつぶし、赤唐辛子とともに、和える。

さて、残りの四個。
初回よりは、若干高目の温度で揚げる。

揚げ上がり前に油温を上げ、パリッ、を、目指す。

同様に、刃を入れ、和える。

完成。


さて、ビール、ビール。

下味の加減は、まあまあであろう。
皮も、パリッと、あがっている。

花椒は、量の加減が難しい。また、ちょっと、潰しが足らなかった、か。
ゴロゴロした感じ、である。
花椒は、いわゆる、舌が痺れる辛さが身上。
口の中、全体が痺れる、痺れる。
もう少し、少なくともよかったが、これもまた、よい、ものである。

また、包丁で刃を入れておくのも、成功である。

ビールがすすむ。
比較的簡単であるが、うまいものができた。




『募集』
「断腸亭に食わせたい店、もの」、随時、大募集。
あなたのお勧め、ご紹介いただければ、うれしく思います。
その他、ご感想、ファンメール(?)も是非!!

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2005