断腸亭料理日記2005

上野・もつ焼き・カミヤ

5月16日(月)夜

18時過ぎ、柏で仕事終了。
上野まで戻る。

そろそろ、初夏の陽気である。
こうなってくると、焼鳥や、もつ焼き(やきとん)の
時期である。
(ちなみに、以前に、なにかで数字を見たことがあるが
焼鳥屋の、焼鳥の売り上げは、
圧倒的に夏の方が多いようである。焼鳥などあまり季節は
関係なさそうであるが、食べたくなるのは、暑くなってからである。)

立ち呑みでもよいが、久しぶりに
上野カミヤへ行ってみよう。

本当に、昨年以来である。

まだ19時前。ここは、このくらいの時間が一番よい。
20時過ぎると、店は満席、そろそろ、
売り切れ状態になってしまう。

場所は、広い意味では、上野駅前。
これでは、上野駅が大きいので、なんの説明にもなっていない。

浅草口を出て、浅草通りと昭和通りの交差点。
キンコーズが、ある。これは、目立つので、すぐにわかると思う。
そういえばこの、キンコーズ、筆者は知らなかったが
FeDexがついて、店名がフェデックスキンコーズになっていた。
(今年の2月、航空貨物のFeDexが買収をしたらしい。)

その、キンコーズから、昭和通り沿いに、入谷方向に少し行くと
何件か先、すぐ、並びにある。

出入り口は昭和通り側と、脇の路地と、二箇所あり、
どちら側から入ってもよいが、まあ、普通は、表からである。

カウンターが中央にあり、脇に、テーブル席。
こんな時間でも、もう出来上がっている小父さんもいるが
まだまだ、空席は多い。

焼いているのは、なかなか、いい男の小父さん。
無口でちょっと、怖い感じの小母さんと
二人でやっている店である。
(もちろん、本当に怖いわけではない。)

カウンターに座り、
レモンサワーと、たれで、1人前(¥900)を頼む。

お通しで、大根のお新香が出てくる。
このお新香が、ちょっと古漬けになっており、
また、うまいのである。
楊枝が添えられており、これでつまむ。

1人前というと、適当に組み合わせて、10本くらいは
あろうかと思う。

レバ、ガツ、ナンコツ、ハツ、鶏のねぎま、
なんぞが入っていた。

最近であれば、千束の喜美松のもつ焼きがうまかったが、
ここの豚モツも新鮮なのであろう。滅法うまい。

また、もちろん、どちらも、うまいのだが、
ここは喜美松との比較であれば、少し、こんがり目に
焼かれる。
ガツなんぞは、表面がカリッとし、コリコリとした食感で
たいへん、よろしい。

1人前と、レモンサワー1杯で、さくっと帰る。

もつやきカミヤ
TEL 03-3844-7034
〒110-0015 東京都台東区東上野4丁目3−7 
地図

『募集』
「断腸亭に食わせたい店、もの」、随時、大募集。
あなたのお勧め、ご紹介いただければ、うれしく思います。
その他、ご感想、ファンメール(?)も是非!!

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |

2004 リスト5 | 2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |

2004 リスト10 | 2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14

BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2005