断腸亭料理日記2005

市ヶ谷・仏料理・

グローブ・デュ・モンド

5月11日(水)昼

さて、久しぶりに、グローブ・デュ・モンドである。

前回

場所は、市ヶ谷。市谷ではなく市ヶ谷。
と、また、筆者の地名談義であるが、町名としては、市谷が正しく、
駅名は、市ヶ谷である。そして、市ヶ谷駅は、新宿区市谷ではなく、
千代田区。そして、このグローブ・デュ・モンドは、町名は九段北。
市ヶ谷駅からは、JR沿いに飯田橋方向へしばらく行ったところ。
筆者のオフィス、市谷・牛込界隈からは、新見附で外濠を渡る。

江戸の頃(このころはまだ、新見附は、ない。)


ランチでもちょっと、遅い時間。
13:00近い。

そろそろ、空き始める頃である。
二組ほど、待っている人もいるが、5分程度で
カウンターに座れる。

今日は、前菜付きの¥1500のセットにしてみよう。
(¥1000は前菜なしである。)

メニューを見ると、
フォアグラのソテーが、ある。
これが前菜。

メインは、うずらのロースト。
これでいこう。

カウンターに座ると、シェフの動きがそのまま見える。
無口で、ちょっと、怖そうな、仕事振り。

さてさて、フォアグラである。

盛り付けもきれいである。
下に、サニーレタス、エンダイブ、ベビーリーフ(デトロイト。
中央に紫色の筋の入っているもの。)トレビッツ
(紫キャベツに似たもの)など。
また、くるみも混ぜ込まれている。
上に、ソテーされたフォアグラ、そして、こんがり焼かれたラスク、
ゆで卵のみじん切りが散らされている。
ドレッシングは、バルサミコベースで若干の甘みもある。
(例のビーツが入っているのかも知れない。)

フォアグラがうまいことは、書くまでもない。
香ばしく焼かれ、プリプリとし、こってりとした脂。

うずらのロースト、マスタードクリームソース。

人によっては、鳥の形がそのままであるのに、
抵抗があるかもしれない。

付け合せは、新じゃが、スナックエンドウ、ブロッコリー、
カリフラワーなど。どれも、うまい。
ブラッスリー・グーなどもそうであるが、
付け合せの野菜がうまいところは、なにか、
信用できるような気がするのである。

うずらは、薄い皮がパリッと焼かれ、香ばしく、
肉はちょっと、血の味がし、うまい。
骨までしゃぶってしまった。

コーヒー。デザートは、フルーツののった、クリームチーズのタルト、
チョコレートのムース、チーズケーキ、クレームブリュレ、と、
盛りだくさん。

これで、¥1500は、格安といわずして、なんであろうか。


〒102-0073東京都千代田区九段北4-3-17 明君モナーク九段101
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ぐるなび

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