断腸亭料理日記2004

ラフティーと豚飯

12月28日(火)夜
さて、仕事納めである。

今年、一年は、10月に移動などあって、
仕事上は、あまり、いい一年ではなかった。

今年、満41歳。男の本厄であった。

そろそろ、身体も、無理がきかなくなっている。

来年は、後厄、まだしばらく、続くのであろうか。
気を付けなければいけない。

オフィスで簡単な打ち上げがあり、
またまた、風邪気味でもあり、早々に帰宅することにする。

なぜだか、ラフティーが食べたくなった。

ラフティーとは、沖縄風・豚角煮である。
筆者は比較的よく作っている。

99年9月

99年6月


ハナマサで豚バラを買って帰る。

簡単である。

水、焼酎半々で、弱火で、2時間茹でる。

本当は、沖縄の泡盛を使うのであるが、高価である。
大量に使うため、普通の焼酎で代用。

茹で汁が少なくなってくると、水と焼酎を足す。
不思議である。これだけで、まったく違う豚角煮が出来上がる。

茹で上がると、(茹で上がりを見るには、串を挿してもよい。)
茹で汁を半分あけ、しょうゆ、砂糖を加えて、再び煮る。
仕上げに再度入れるため、このときは、しょうゆは少なめ。

今日は、この茹で汁で飯を炊こう。

米を研ぎ、茹で汁と、しょうゆ、酒を少々入れ、水加減をする。

豚の方は、アルミホイルで、落し蓋をし、煮込む。
20分ほどであろうか、煮詰まってきたら

しょうゆを足し、味見。

まあまあ。

最後に、鰹削り節を一つかみほど。

10分程度。

完成。

ご飯の方は、充分、米が水分を吸うまで待ち、固めモードで炊く。

さて、終了。

角煮は飯の上にのせてもよかろうが、
最初は別々に食べてみよう。

角煮は、からしを付けて食べる。

これがうまいのである。
煮崩れず、しかし、脂っこさは、まったくない。
プリプリ、さっぱりした、角煮である。

これが、ラフティー。

飯には、角煮の煮汁をちょっとかけて、食べる。
これも、滅法うまい。

ラフティーと豚飯。成功である。

写真


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