断腸亭料理日記2004

太助寿司

利尻・馬糞うに

6月29日(火)夜
明日、ボーナスである。
だから、というわけでもないが、
太助に行こう!。

家に寄って、自転車で向かう。

8時過ぎ、そこそこ、混んでいる。
二回転目、というところか。
商売繁盛。けっこうなことである。

今日も暑いので、ビールが進む。

つまみ。

まこがれい。
前に、大分別府湾の城下鰈を食べたが、
今日は、普通のまこがれい。
ポン酢で。

しっかりした味があり、これもうまい。

中トロ。赤貝。子持ち昆布。ぼたんエビ。
しろいか。利尻の馬糞うに。

いきなり大物の登場である。

利尻の馬糞うに。
やっと出回ってきた(解禁?)らしいが
うにでも一級品であるという。
いつもの、むらさきうにも、店主の自慢であるが
なるほど、これは、それ以上。
まったく生臭味がなく、クリームのように溶けていく。

しろいかとともに、塩で食べる。
しろいかも、歯ごたえと、あまみがあり、
とてもうまい。

ふぐ白子茶碗蒸。

にぎり。

うに。今度は、いつものむらさきうに。
(海苔なしで、飯の上に載せてある。)
これはこれで、さっぱりしていてうまい。

生鳥貝。これも、いつもの店主の自慢のもの。
みずみずしい。

いつもの小肌。穴子。

最後に、ひもきゅう巻き。
書いたことがあるかも知れないが
ひもきゅう巻きは筆者の好物の内の一つ。

赤貝のひもと、貝柱であるが
これほど、おつな、ネタはなのではないかと思うのである。
赤貝ほど、これ見よがしでなく(高価でもなく)、
きゅうりとともに、すっきりと巻かれ、わさびが利いて、
さっぱりと喰える。
江戸前寿司らしい、気が利いた感じがするネタだと思っている。

今日も、おいしかった。

電話番号:03-3841-4811

住所: 東京都台東区松が谷2丁目26−6

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