断腸亭料理日記2004

京橋・フランス料理・

ドンピエール

6月24日(木)昼
京橋も、新規開拓しなければ、
ネタ切れである。

前に、人に聞いていた、ドンピエール。
フランス料理屋であるが、カレーがうまいという。

明治屋の向かって左の路地を、八重洲方向に入る。

左側にある。思ったよりこじんまりとした店である。

今日は、なにか、食事会のようなものが二組入っており
筆者のような、一人の客はいない。
店の外で、少し待つ。

真夏になったように、暑い。

ほどなく、席が空き、案内される。

ビーフカレー。大盛にしてほしいと、頼むと、
「今日は、お暑いですから、シェフが朝から作った
冷たい、かぼちゃのポタージュはいかがでしょうか?」。
せっかくであるから、頼むことにする。

・・・シェフが朝から作った・・・というところがポイントである。
なかなか、うまい薦め方である。作る人間の顔が見える。

かぼちゃのポタージュ・冷製である。
なかなか、うまい。
暑かったため、一気に飲んでしまう。

さて、カレー。

色は、濃い目のブラウン。
ビーフは、じっくり煮込まれてトロトロになっている。

ルウはなんというのであろうか、
デミグラスソースのようになめらかでコクのあるものである。

なにかに書いてあったようだが
洋食屋のカレー?ホテルのカレー?

そんな表現があっているのか、、。

洋風カレーでも、何通りか作り方はあるのであろう。
筆者が作る欧風カレーとも違う。

筆者の作る欧風カレーようなものも
ホテルで出される場合もある。
ベシャメルソース(いわゆる、ホワイトソース)がルウになる。

ここのものは、それではない。

食べている途中で、サラダが運ばれた。
忘れていたのか、、、サービスか、、、。
細切りのにんじんと、トマトのサラダ。
トマトは、かなり、味が濃い。

なかなかにうまかった。
びっくりするほどではない。

まあ、水準であろう。

地図

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