断腸亭料理日記2004

御徒町・立ち呑み・味の笛

3月15日(火)夜
さて、病膏肓(やまいこうこう)に入る、であろうか。

とりあえず、手軽である。
もちろん、立ち呑み(立ち飲み)のこと。

ここは、日曜の夜、休みであったところ。

場所は、JR御徒町駅の脇、というよりも、下、といった方がよかろう。
(つまり、JRの高架下である。高架というほど高くはないが、、。)
吉池があるが、その前。そして、吉池の経営でもある。

2階もあり、こちらは、腰掛ける場所がある。
(おまけに、15:00から営業。)

8時過ぎ、やはり、おやじが、鈴なりである。
なかなか、あきスペースが見つからず、しばらく、うろうろ。

客層は、御徒町+吉池、といった感じであろうか。
少しだけ、新潟や、東北の香りがするのは気のせいか。
また、店の明るさの割に、“ダメな感じ”は、けっこう高いかも知れぬ。
まあ、よごれ系、といって、よいであろう。

店の奥に、注文スペースがある。
パック入りの刺身、大皿にのせられた、焼鳥や、焼き魚、煮物。
または、粕汁など、汁物もあるようである。

またここ、吉池の経営ということもあり、新潟の酒が豊富。
(吉池の説明はこちら)

燗酒は、「越の白鳥」という銘柄で、
緑色の徳利形ガラス瓶に入り、出てくる。

上越市の蔵のようである。吉池は、上越市にも店がある関係か。

ちなみに、八海山など、いわゆる、有名酒もある。

上記の普通の燗酒をもらい、
瓶と、透明なプラスチックカップがわたされる。
つまみは、とりあえず、ほたるいか。(ボイル)

ほたるいか、今シーズンは初めて。初物である。
さすがに、吉池、かなりうまい。

また、酒も新潟らしく、さっぱりとしており、うまい。
(新潟というところ、地元にだけ出している、無名に近い酒蔵の
いわゆる、普通酒でも、びっくりするほど、うまいのである。)

焼鳥(鶏皮)と、じゃこ天を追加。

やはり、今日も1合で帰る。

きっと、また来る。

なんと、吉池のHPに紹介がありました。

ここに、「若い女性も1人で立ち寄れる明るい雰囲気な店。」とあるのが
笑えます。若い女性一人はおろか、内儀さんも連れてはいけない、
もしくは、連れて行っては、いけない、と、思われます。


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