NHK「男の食彩」のテキストを見ていると、
「檀太郎氏」のスパイスのページ。
(氏は、自分で唐辛子から栽培するなど、スパイスのオーソリティーである。)
ラムチョップを使ったカレー。
このところ、暑い日が続いている。
スパイスから作る、かっらーい、カレーもいいかな。
足りないスパイスと、ラムチョップ、オクラ、青唐辛子などを買いに出る。
例によって、落語の稽古かたがた、下駄履き、
暑いので、黒い帯の付いた、昔風の麦わら帽子をかぶり、錦糸町までバスで。
(このところ、作っていなかったが、
筆者は、学生時代より、スパイスから作る、インド風のカレーも得意としていた。)
たまねぎ、にんにく、しょうがをそれぞれみじん切りし、バターで
きつね色まで、とろ火でじっくり炒める。
(この際、あらかじめ、レンジ加熱し、下拵えをしておくと、若干の短縮になる。)
ここに、小匙1杯ほどの水を足し、スパイス各種を入れ、炒める。
ラムチョップもここで、炒めておく。
鍋に移し、ひたひた、まで(と、書いてあった)水を入れる。
??、これから野菜を入れて煮込む訳だが、
ひたひたでは少ない、と考え水を足す。
レッドオニオン、オクラを投入。
(通常筆者が作るレシピでは、
ここで、トマト水煮、ヨーグルトを入れるが、今日はなし。
檀太郎氏のレシピ通りに。)
灰汁をとりながら、煮込む。
ガラムマサラ、塩、胡椒を入れ、味見。
30分。
青唐辛子(檀太郎流では、まるごと)、ターメリックはここで。
しばらく煮込み、仕上げに、コリアンダー(生)をドサッと。
完成。
食す。
飯はインディカ米がよかったのだが、手に入らなかったので普通の米。
例の、コリアンダー(中国では香菜<チャンツァイ>)の香りが強烈。
生の青唐辛子も、辛い。
とにかく、辛みと、香りのカレーである。
(これが檀太郎流、であろうか?)
さほど、離れてはいない、と思う、、が。
妻が、こしゃくにも、「旨味がない」と。
「ひたひた」というのに、水を入れ過ぎたか?
、、確かに。
しかし、このレシピでは、トマトなど入らないため、
旨味としては、最初のたまねぎ、のみ、といってもいい。
リカバリーとして、後で、コンソメを一片入れてみよう。
P.S.翌日になると、コリアンダーの色が移り、濃黄緑色の
カレーに変わり、コンソメも足し、うまくなった。