断腸亭料理日記２００６

浅草・洋食・グリルグランド

9月30日（土）夜

さて、土曜日。

第一食は、先週は祝日で行けなかったので、久しぶりの路麺。
田端かしやまで、天玉そば。

夜。

20時前、外出していた、妻が帰ってきた。

なにを食おう？

またまた、で、あるが、筆者は洋食、が食いたい。
妻は、ポークソテー、と、いう。と、すると、寿のすぎ田、
であるが、ここは、夜は早い。（20時過ぎ）

この時間であれば、どこだろう。
久しぶりに、二人であるし、グランドはどうだろう。
観音裏のグリルグランド。
グランドは、21時ＬＯ。

ここのミックスフライは、東京一の、いや、日本一のミックスフライ、だと
筆者は思っている。

元浅草の拙亭から、タクシー。

言問い通りを、５６５６（ゴロゴロ）会館で左折。柳通り。
浅草見番の手前で降りる。
ワンメーター。

この見番の手前の路地を右に入ったところなのだが
イッツウのため降りるのは、ここ。

路地の右側。
ドアを開ける。

奥に、７～８人の家族のお食事。

ビールをもらう。

さて、なにがよかろう。
ミックスフライ、は、決まり。

水曜にヨシカミでハンバーグを食べたばかり、であるが、
考えてみたら、他の洋食やでもハンバーグはあまり食べていない。

こうなったら、ここでも、食べてみよう。

それから、シーザーサラダと、特製オムライス。
オムライスはここの名物であるが、筆者は食べたことはなかった。
（筆者オムレツ自体がさほどに好物ではない。）

シーザーサラダ。

これはまあ、普通のもの。
以前に食べたコンビネーションサラダ、で、あったか、の方が
念入りに作ってあったように思う。

ハンバーグ

目玉焼きが載っている。
味は？、、む、、。いわゆる、しょうゆ味のテリヤキソース。
目玉焼きの半熟の黄身が、テリヤキソースに溶け、
これがまた、ハンバーグと、とても相性がよく、うまい。

ミックスフライ。

もう少し立てば、牡蠣フライになるかと思われるが、
まだ、ホタテ。
それ以外に、えび、白身、豚ひれと思われるカツレツの
盛り合わせ。

毎度書いているが、素材のうまさ、それを生かす火の通り加減、
揚がり具合、衣の硬さ、などなど、どれをとっても、絶妙。
内儀さんと二人でシェアするのが、もったいないくらいである。

最後の、特製オムライス。

オムライスというもの、主に女性であろうか、
目がない人々、フリークがいる。
（ここ、グランドもそれで有名になっていると、
いうこともあるようだ。）

筆者は、そこまでオムライスについて、語れるものはない。
（ここには、３種類のオムライスがある。
ノーマルなケチャップのもの、￥１０００。特製￥１５００。
オムハヤシ￥１８００。）

ここの特製は、トロトロの玉子に、デミグラスソース掛け。
中は、チキンライス。十分にうまい。

ちなみに、筆者の好物の、オムライスの中身であるチキンライスは、
メニューにはない。（頼めばむろん、作ってくれるではあろうが。）

さて、ここで、こうして夕飯をゆっくり食べたのは、初めてである。
最初のサラダは、ノーマルなコンビネーションサラダにすべきであったが、
それ以外は、さすがのうまさ。

これだけ食べれば、二人で￥７０００ちょい。むろん安くはない。
しかし、落ち着いた雰囲気と、慇懃ではない、下町的な上品さと温かみ。
ヨシカミとは、また違った方向だが、浅草の好きな洋食やである。

（ここで落語会ができないだろうか、、、。場所がないな、、。）

〒111-0032 東京都台東区浅草3-24-6
03-3874-2351

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