断腸亭料理日記2006

牛込柳町・路麺・白河そば

5月24日(水)昼

昼、なにを食おうかと考えた。

今日は、路麺にしよう。

筆者のオフィス、牛込界隈から歩いて行ける主な路麺は二軒。

神楽坂、梅田

牛込柳町、白河そば、で、ある。

05/12/16

そして、路麺でも、うどん、が食いたい。
むろん、この暖かさである。冷し、で、ある。

と、すると、白河そば。
なんといっても、うどんならば、こちら、で、ある。

牛込柳町の坂をおりて、のぼって。
白河そばの黄色い看板。

そして、歩道にも道路に向かって、真新しい看板が出ている。

お昼、いつものように賑っている。

さて、なにがよいのだろうか。
温かいものであれば、いつも、きざみ(油揚げ)に玉子と、決めていたが
ここで冷しは初めてかもしれない。

壁の貼り紙を見て、大根おろし、にしよう。
そして、同じく貼り紙に、「新玉ねぎがおいしい、かき揚げ」。
これに魅かれて、かき揚げも。

看板にもあるが、ここのうどんは、ひもかわ。
茹で麺であるが、うまい。

湯通し、冷し、水切り、丼に入れ、おろし、
ペットボトルから冷したつゆをかけ、
万能ねぎ、おろしの脇に、かき揚げを斜めに入れ、
白胡麻を丹念に振り、最後に海苔をどさっと。

四角く、角の丸い顔のおじさんは、いつも、
どの動作も、入念で、力強い。
どうにも、魅力的である。


ここは、そばも、ひもかわも、つゆは塩。
冷しも、むろん、塩、で、ある。
そして、キリリと、冷えている。

めんは、腰もあり、つるつる。

うまい、うまい。

かき揚げは、いつもは、堅めの食感であったと思うが、
最近のことなのか、今日の仕上がりなのか、
柔らかめ。
冷しの場合、当然、こちらの方が、よい。
自慢する通り、玉ねぎはしゃきしゃきと、うまい。

汁も飲み乾したくなる。

うまかった。

若い、かわいい眼鏡の奥さん(?)とおじさんの
声に送られて、店を出る。


たまには、ここも、来なくては。



地図



断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月



BACK | NEXT |

(C)DANCHOUTEI 2006