断腸亭料理日記2006

酢豚

3月18日(土)深夜・第4食

さて、例によって、土曜日は、チューボーですよ!、で、ある。

今週は「黒酢の酢豚」、であった。
結果は、無星。ゲストは嵐の二宮君。
(はっきりいって、40のおじさんである筆者は、
嵐、の名前程度しか知らない。)

筆者もそうであるが、日本人の男性は、すっぱいものに弱い。
特に、筆者も、酢豚はだめ、で、ある。
甘酢、がだめなのかもしれない。

以前に、黒酢酢豚で有名な、市ヶ谷の中国飯店で
失敗した
ことがあった。

テレビを見ていて、だめなはずの、酢豚が食べたくなった。
その上、本日、4食目、で、ある。
まったくよせばいいのに、で、ある。

豚肩ロース肉、はないが、冷凍庫を見ると、
バラのスライスがあった。

これで作ってみるか。

どこの巨匠であったか忘れたが、TVでは他の具、野菜などは、なし、と
いうところがあった。筆者、大きなにんじんも嫌いである。
なし、でいってみよう。

まずは、バラスライスを解凍。
適当な大きさに切る。

ボールに全卵、紹興酒。
肉を入れ、塩、胡椒。もみ込む。
粉は、強力粉にしてみる。しっかりした衣になるという。

揚げ油の用意。これは普通のサラダオイル。

油温をみる。比較的高温。

スライスで、あるが、適当に丸めて入れてみる。

塊、数個分、続けて入れる。
油の中でも固まっている。
これはまあまあ、よいかもしれない。

火の通りはよさそうである。
軽く色付くのを見て、あげる。

残りも全部揚げる。

さて、黒酢の餡、で、ある。

レシピは、黒酢と和三盆で、あるが、
当然、和三盆などはないので、砂糖。
すっぱ過ぎぬように、スープも入れよう。

中華鍋を用意。
水溶き片栗粉も用意。

スープの素、XO醤、お湯を入れ、加熱。
ここに黒酢、砂糖。
煮立て、酸味を飛ばす。

ポイントの味見。

気持ち、すっぱいか、、。

さらに加熱。

味見。OK。よいであろう。

水溶き片栗粉を回し入れる。OK。

揚げた肉を入れ、絡める。

皿に盛って、白髪ねぎを散らす。


なかなか、それらしいものができた。

ビールを抜いて、食べる。

いやいや、なんのなんの。これは、うまい。

スライス肉、で、あるが、適当に固まりにしたのもよかった。
また、玉子の衣にくるまれているせいであろうか。
なかなか、ふっくらとしている。
また、酸味も自分で味を決めているのであたり前だが、
ちょうど、よい。
黒酢は、普通の酢に比べて、コクと香りがまったく違う。
酸味を適当に飛ばせば、男にもなかなかうまい酢豚ができる。

うまかった、、が、、、、。

それにしても、今日の、三ノ輪長寿庵、ラムのカツレツ、
きじ丼、酢豚、、は、
いくらなんでも、食べ過ぎ、で、ある。



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