断腸亭料理日記2006

矢来町・仏料理

ブラッスリー・グー

1月19日(木)昼

さて、牛込矢来町の、¥1000フレンチランチ、
大人気の、ブラッスリー・グー、で、ある。

旧臘(きゅうろう)は、昼、ふらっと来ても、入れなかった。

前回11月9日。

年明け、どうであろうか、ちょっと、覗いてみた。
今日は、一人。

12:40〜50。
戸を開けてみると、空いたテーブルもあるが、安心はできない。
予約で埋まっていることも多い。

いつもの女性が、「こんにちは」。
「一人」。
「あ、どうぞ」。

よかった、空いていた。

魚は、鰆(さわら)。
前にも食べた、生かきは、切れている、と、いう。
人気である。

さて、なに、にしようか。

前菜は、、、っと。
定番から、まだ食べていなかった、ラタトゥイユ。

ことさらに、嫌い、ということではないが、
基本的に、野菜、魚は、筆者はメニュー選択の優先順位では下になる。
男の昼飯としては、やはり、まずは、肉、で、ある。

メインは、、、?

牛たん、が、ある。これは、初めて見る。
しばらく来ないうちに、新しいメニューが増えている。

牛たんのポワレ。
これにしよう。


前菜から。

ラタトゥイユ。


冷製、で、ある。
真冬には、ちと、寒い。

入っているのは、なす、パプリカ、玉ねぎ、ズッキーニ、トマト。
ラタトゥイユは、夏野菜のトマト煮込み、南仏プロバンス風、
と、いうようなことになろう。

トレビス(紫レタス)など葉物野菜の上に、載せられ、周りには
パセリと、オリーブオイルが散らされ、なかなか、
きれいである。

寒いが、これ、なかなか、うまい。
それぞれの野菜が、甘味があって、とてもよい。
なにか、ポイントがあるのだろうか。
前記のようなわけで、あまりラタトゥイユは食べないし、
自分ではもちろんのこと、作らないのでわからない。
むろんのこと、ここのシェフの腕がよい、ということもあろう。
パンとともに、バクバクと食べてしまう。

さて、メイン。

牛たんのポワレ。

おお、これは、予想通り、いや、予想以上に、でかい。

皿、中央にドデン、と置かれ、
下には、いつもの、キャベツ。
他に付け合せは、ブロッコリー、ヤングコーン、マッシュポテト。
ソースというのか、かかっているのは、
にんにくとパセリのオイル。

大きな、牛たん、の表面にはパン粉がまぶされ、焼かれている。

切ってみる。表面はこんがり、中は柔らかい。
下茹でしたものを焼いているのであろう、か。

なかなか、うまい。

食べながら、よくよく見ると、この形、牛たん、舌、の形?
もしかして、そのまま、の形ではなかろうか。
日本でも、焼肉でも、牛たんは、たいていは、スライス、であるが
こうして、そのままだと、ちょっと、引いてしまうが、
深く考えずに、食べねば。

牛たんは、今、かなり高価なものになっている。
この大きさである、市価はよくわからないが、
結構なものなのであろう。

今日もうまかった。

今年も、うまくて、安くて大満足の
フレンチランチ、お世話になることになろう。


ブラッスリーグー
TEL 03-3268-7157
〒162-0805 東京都新宿区矢来町82



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