断腸亭料理日記2005

矢来町・仏料理

ブッラスリー・グー

5月31日(火)

さて、市谷・牛込ビストロランチの大立者の登場である。

前回が、4月25日

もう少し、頻繁に来てもよいか、、。

珍しく、今日は、同僚と連れ立って来てみた。
ちょっと、ずれた時間、13時前。
それでも、ほぼ、満席。かろうじて、1テーブルあいていた。

今日は何にしようか?

ガツン、と、食べるか。

肉、肉、で、行こう。

前菜は鴨のリエット、メインは牛ヒレステーキ。

ここで、鴨のリエットは、何回か食べている。
メニューにいつも載っている、定番のものでもある。

リエットとは、肉をその脂、あるいは、ラードなどで柔らかく煮て、
肉の繊維をほぐし、再び脂に入れ、固めたもの、と、
物の本には、ある。
「フランス料理情報サービス」

コンビーフのようなものであるが、食感はもっと柔らかい。

さて、今まで、文章のみで表現してきたが、
この店では、初めての写真である。

手前にリエット。その上には、パセリが散らされている。
左側に小さなピクルス。トマトのピュアレ。
皿の奥は、生野菜。

こってりとした鴨のリエットは、トマトや生野菜と共に、
口に入れ、フランスパンと共に、バクバクと、喰う。

フレンチであるが、こうした表現が、ぴったりと来る。

まずかろうはずがない。

同行した同僚と共に、次々と、パンのお代わりをもらう。

さてさて、メインである。
牛ヒレのステーキ。


ブラッスリー・グーは、盛り付けは、さほど、気取ったものではない。
きれいさ、と、いう意味では、近所のラビチュードの方が、上かも知れない。

付け合せは、左、肉の下に置かれているのが、ポテトスライス。
マヨネーズで焼いてある。
右上はブロッコリー。にんじん。
右下がキャベツ。これは、今日は、ベーコンとともに調理されている。
キャベツも過去、いろいろな味付けで、使われている。
ちょっと、酸味があったり、することもある。

毎度書いているが、付け合せのそれぞれが、
見栄えはともかく、どれも手抜きなく、うまい。

さて、ステーキ本体である。
表面はこんがりと焼かれ、中はミディアム。
ヒレ肉であり、柔らかいことは、いうまでもない。
また、厚さも2cmはある。

添えられた、マスタードと共に、これもまた、“わしわし”と、
フランスパンと共に、喰らう。

うまい、うまい。

これで、¥1000。

まさに、奇跡のCP(コスト・パフォーマンス)。

まさに、有難い、稀有なフランス料理店である。



地図

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