断腸亭料理日記2004

やきとん・自作

6月24日(木)夜
今日も、暑い。
上野・もつやき・カミヤに行こうかと思ったが
なんとなく、焼きとんを自分で焼いてみようかと思いついた。

材料となる、豚モツの、鮮度がかなり問題である。
スーパーのものでは限界があるが、一度、トライしてみよう。

ハツとタンがあったので、購入。
無難な線で、鶏手羽先も押さえておく。

帰宅。

七輪で、炭、とも、思ったが
ウイークデーのこの時間(8時)から、炭を熾していたら、
何時になるかわからない、腹も減っている、
ガスの魚焼き用のグリルにする。

ハツとタンは水洗いし、塩をふる。
カミヤでは、塩がうまいので、塩でいってみよう。

グリルの下の皿に水を入れ、モツが網から落ちないように
網の上に、アルミホイルを敷いてみることにする。

タンから、焼き始める。

焼け具合を見ながら、ひっくり返したり、つきっ切りである。
ていねいに焼くと、魚でもそうだが、やはり、味が違う。

そこそこ、焼けてきた。

味見。

う〜む、、。やはり、カミヤとは全然違う。
やはり、素材と塩加減。炭で焼いているのも違うのであろう。
普通、炭の場合、強火の遠火。
赤外線効果もあって、うまく焼けるという。

カミヤのものは、表面がちょうどよく焦げて、
中に旨味が閉じ込められている。

ガスの場合、なかなか、焦げない。
焦げる頃には、水分が抜けて、固くなってしまいそうである。

適当なところで、食べることにする。
小さな椅子を持ってきて、ビールを開け、お新香を切って

焼きながら、ガスの前で始める。

かなり、妙な状況である。(ちなみに、パンツ一丁。)
暑いので、扇風機を足元においてある。

手羽先。

こちらも塩をして、焼く。
アルミホイルは外して、網の上。

こちらの方が、簡単。

表面が、よい感じに焦げ、中はジューシーに仕上がる。
これは、うまい。

アルミホイルが問題なのであろうか。
ここに、水分がたまってしまっていた。

既定の網の上に格子の普通の網を、乗せればよかったような気もする。

まあ、しかし、こんなものは、
プロに焼いてもらった方がが、いいに決まっている。

安くて、うまい。親爺さんも、おばさんもよい。

無駄な努力をしてしまったか、、。

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