断腸亭料理日記2004

スパゲティー・カルボナーラ

6月26日(日)第三食
夕方、先週に引き続き、鯵のにびたしを、またまた
作ったり、蚕豆と、チャンジャで呑み始め、
妻帰宅後、そのまま呑み。

10:00頃腹が減る。
昨日、ポルチーニのフェットチーネを食べたが
今日は、生クリームの残っているので、カルボナーラにしようかと思い立つ。

この日記でもカルボナーラは、過去何回も書いている。

99年1月 99年4月 99年7月

(この年は、凝っていたのか?)
カルボナーラは、パスタの中でも筆者の得意のものである。
作る。

すぐできるので、茹で用の湯を沸かす。

ベーコンを1〜1.5cmの幅に切る。
フライパンに、サラダオイルを敷き、炒める。
そこそこ、脂を出す。

湯が沸き、スパゲティーを投入。

ソースの用意。
お椀に、卵1個を割り入れ、ほぐす。
パルメザンチーズ、生クリームをあわせておく。

塩胡椒。
胡椒がポイント。

カルボナーラ(carbonara)のカルボは、カーボン=炭から来ている。
炭焼き風スパゲティー、ということになるらしいが、
これではなんのことであるかわからない。
炭焼きが作っていたのか?、、一説には胡椒の粒が黒いため
炭になぞらえたともいう、、。

ともあれ、胡椒。

粗挽きのものをたっぷりと入れるのが
カルボナーラである。

最近、ミル付きの黒胡椒を買ったので
それで、ガリガリと、ソース、炒めたベーコンにも挽き入れておく。

茹で具合を見る。
もう少し、、、。

OK。

麺を上げ、そのまま、炒めたベーコンのフライパンに投入。
お椀のソースをザッと、麺に掛ける。

合わせる。

ここからが大事。温度の問題である。
目指すは、トロッとした、全体が半熟状のソースである。

ちょっと、温度が低かった。固まってこない。
火をつけ、フライパンを動かしながら麺全体を混ぜる。
フライパンにくっついている部分から、すぐに固まってくるので
手早く、かつ、フライパンを火から離す。
余熱でも固まってくるので、適当なところで(早めに)、火を止め
盛り付ける。

完成。食べる。
ソースのとろみ加減はよい。

・・・・・・・しかし、、、。

塩辛い、、、。

昨日のフェットチーネと同様である。
これは、単なるミスではない。構造的な原因がある、、はずである。

むむ、、、、、原因がわかった。

塩の容器である。いつも使っている容器が空になっており、
大きな塩の袋から、直接、振り入れていたのである。
このため、目測を誤っていた。

それにしても、断腸亭、迂闊である。

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