断腸亭料理日記2004

上海焼きそば

3月6日(日)第一食

昨夜は、ぬる燗、から帰り、酔っ払ってそのまま、寝てしまった。
帰ってきたのは、7時台であったと思う。
10時過ぎに起き、結局、ダラダラ起きて、もう一度寝たのが、
5時ぐらいであったか。

10時、起床。
冷蔵庫を覗くと、焼きそばが一玉だけ残っていた。

ソース焼きそば、というのも芸がない。
上海焼きそばを作ろうか。

筆者、上海焼きそば、と、書いているのであるが、
上海焼きそば、でよいのであろうか。

いわゆる、むし麺を中華鍋で空焼き、焦げ目を付け、
あんかけにするものである。

一般的に、中華料理屋のメニュー名や、
料理のレシピでも、使われていると思うが、どうも、絶対的な
名前として、定着している、と、いう気もしない。

京橋の雲樓のものも、これにあたる。ここ、雲樓では、上海、とは言っていない。
正確には、なんというのであろうか。
上海料理の焼きそばは、これである、ということなのか、、、。

ともあれ、材料の確認。

冷凍庫のえび。これは、先日の、エビカレーの残りである。

それから、同じく冷凍庫にイカ、鶏肉。野菜室にキャベツ。
イカはげそ、エンペラを含めて1杯以上ある。
1人前では、多い。

こうなれば、仕方がない。妻の分も含めて、本格的に作ろう。
イカとエビは流水解凍。木くらげを水で戻す。

焼きそばをハナマサに、買い足しに出る。
ついでに、豚肉(バラ)も購入。

帰宅。

えびは、皮をむき、背ワタを取り、
イカも切って、ボールに卵白をほぐし、からめ、片栗粉も混ぜ込む。

鍋に湯を沸かし、イカ、えびを湯通し。笊にあけておく。

鶏肉、豚肉、キャベツも切って用意。
にんにくを一かけら、スライスしておく。

麺は3玉分を2回に分け、中華鍋に広げ、回しながら焦げ目を付ける。
(要領はこちらをご参照されたし。)

スープ(素を使用。)、水溶き片栗粉を用意。

さて、ここから一気。
中華鍋を熱し、油を回す。

にんにくから。軽く炒め、香りを出す。
鶏肉、豚肉の順に投入。炒める。

キャベツ。木くらげ。

イカとえび。これは合わせる程度。
軽く塩胡椒。

スープを加え、最後に、水溶き片栗粉。

終了。

麺に掛け、完成。

なかなか具沢山。
キャベツ、イカ、えび、鶏肉、豚肉、木くらげ、の六目(ろくもく)。
これに対して、ちょっと、スープが少なかった。
つまり、餡が少ない。餡自体の、味は濃いので、

全体としては、味はちょうどよい。

まあまあ、よし、と、せずばなるまい。


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