断腸亭料理日記2024

黒門町八重山そばみやら製麺/御徒町麺屋武蔵武骨/
浅草田原町寿二丁目麺みつヰ

さて。今日も麺類三つ。

4637号

ちょっと戻るが、

8月31日(土)第一食

黒門町八重山そば[みやら製麺]

久しぶりかも知れぬ。

黒門町は旧町名で、ただ黒門町といっていたのは
旧幕時代で、明治以降の正式町名は中央通りを境に
東黒門町と西黒門町に分かれていた。
で[みやら製麺]は西黒門町側。

ただ、明治以降もこのあたり、ただ黒門町というのが
一般的であったと思われる。

昭和の名人落語家、桂文楽師(八代目)はこのあたり
に住んでいた。昔、芸人、役者などを住んでいる地名、町名で
呼ぶ習慣があり、文楽師は黒門町と呼ばれていた。
東西、どちらに住んでいたのかはわからぬが。
さらに余談だが、他には、先代林家正蔵師は、拙亭近所、
稲荷町。三遊亭圓生師は、今の西新宿七丁目あたりに
住んでいたが、このあたりの以前の地名、柏木と
呼ばれていた。また、私はあまり詳しくないが歌舞伎界では
成駒屋先代中村芝翫が神谷町(の親方)と呼ばれていたのは
有名であろう。

ともあれ。

(まだ、台風が紀伊半島あたり。)雨が降ったりやんだり。
最高気温31.1℃(12時01分)、蒸し暑い。
やみ間をみて、出掛けた。

13時頃。
やはり昼時、ほぼ満席。

入って、券売機。
なんにしようか。

ん?。夏そば、なるものを発見。
夏限定、トマトベース、とのこと。

試しに食べてみようか。

これ。

赤いつゆにコーン、挽肉。

食べてみる。

麺は、沖縄そばの麺。
あー、なるほど。
これ、沖縄名物、タコライス、のアレンジ、で
あろう。

タコライスという食い物は、アメリカ、メキシコにはなく、
沖縄発祥。タコス用に味付けされた挽肉などの具を
ご飯の上にのせたもの。味付けはトマトベースでまあ、
ケイジャンに近かろう。トマトに、タイム、オレガノ、
にんにく、軽くレッドパッペー、あたりが入る。

なるほど。
こういうのも、ありであろう。


みやら製麺 X(twitter)

03-5577-6622
台東区上野1-2-8


9月5日(木)第一食

御徒町[麺屋武蔵武骨]

さて。
つけ麺を食べよう。

つけ麺といえば、専ら最近はここ。
やはり、ここのはうまいと思うのである。

晴れているが、最高気温31.8℃(14時37分)。
やはり台風後少し気温が下がっているよう。

麺屋武蔵武骨]。

ノーマルなつけ麺。

麺は温かいラーメンと同じなのであろう。
ぷりぷり。

つゆは、濃厚な、豚骨魚介でよいのか。
薄まらず濃いのがよい。

この系統が、今のつけ麺の王道なのであろう。


麺屋武蔵武骨


9月5日(木)第一食

浅草・田原町・寿二丁目[麺 みつヰ]

最高気温、33.5℃(11時33分)。

また、徐々に暑さが戻ってきた。

晴れて、炎天下。
こうなると、あまり長く外にいたくはない。

冷たい、さっぱりしたもの。
みつヰ]のおろしそば、だ。

14時半まで、、、。ぼんやりしていたら、
ぎりぎりになってしまった。
整理券も出ている。まだ大丈夫そう。

入る。

お客も一人、二人。

注文は、いつもの通り、おろしそばと、
ミニソースかつ丼。

きた。

おろしから片付ける。

やはり、うまい。
毎度思うが、このおろしのつゆは、福井の越前そば
からものであろう。
秘訣はなんであろうか。

ソースかつ丼もいつも通りうまい。

 

麺 みつヰ
X(旧twitter)

台東区寿2-9-15

 

 

 

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