断腸亭料理日記2022
4102号
今日は、外と中、二本におまけ付。
6月5日(日)第一食
秋葉原ラーメン[わいず]
家系、で、ある。
もちろん、横浜家系ラーメン。
やはり、あの、独特な濃い味が、
時として食べたくなる。
以前は、近所だと浅草寿にあって通っていたのだが
閉めてしまい、行くところがなく困っていた。
その後、繁華街にできた多数のチェーンの家系。
一度くらいは入ったことがある。
どこにでもあり、お客も入っているよう。
そこで見つけたのが[わいず]。
かなり、濃い。
家系の本家の味、スタンダードの味がどのへんなのか
私にはわからないが、かなり濃いのではなかろうか。
神田に本店があり、末広町にもあり、
たまに寄っている。
実は、この近くに昨年であったか、新しい家系が開店し
店の前をよく通るのだが、いつも列。
今日も、見てみたのだが、やはりというべきか
時刻を外した15時でも列。日曜でなおさらか。
そこで、やっぱり[わいず]。
列はなし、ノーマルなラーメン。
家系らしく、味の指定を必ず聞かれるが、
“普通”で。
きた。
海苔にほうれん草が、家系。
アップ。
ちょい縮れの太麺。
チャーシューにここは特徴があろう。
低温調理か。
スモーク香が付けられているのではなかろうか。
濃い家系スープにこの香りが加わり、
また別のものになっているといってよいだろう。
うまかった。
03-6206-0030
千代田区外神田3-7-9
6月5日(日)夜
わさび漬けと小鰺の南蛮漬け
さて、小肌と同時に作っていた、小鰺の
南蛮漬け。
170℃で素揚げした小鰺、玉ねぎスライス。
漬け汁は、赤酢、穀物酢、しょうゆ、酒、砂糖少量。
そして、タイムを入れるのがポイントである。
前にやってみたが、かなりうまくなる。
1日漬けたもの。
そして、今日は、蒲鉾とわさび漬け。
どうも、さっぱりにしたかった。
その代わり、というほどでもないが、
蒲鉾は小田原の鈴廣で、わさび漬けは、静岡田丸屋。
残り物を片付ける、でも、ある。
めかぶに南蛮漬けと右下は、まだ残っていた沖縄風?おでん。
煮崩れる寸前の大根と昆布、豆腐。
豚足、ティビチはまだあったのだが、つゆとともに
冷凍した。
ティビチのコラーゲンが溶けだしたドロドロ濃厚つゆが、
肝であろう。練り物を入れて煮れば、またまた、
沖縄おでんができる?。
蒲鉾は、厚く切らなければいけない、味が違うと。
東京では伝統的に、なのか、蒲鉾は厚くても1cm
には切らなかったろう。
最近は東京のそばやでも、板わさは厚く切るように
なっているように思う。
厚いと、すり身のうまみが感じられるのは、
確かである。そして、甘い。
わさび漬けは、安いものだとわさびの香りが
もう一つ、で、あるが、やはり田丸屋のものであれば
間違いはない。
おまけ
6月7日(火)第一食
前記の、昨年できて行列の末広町のもう一軒の家系
[IEKEI_TOKYO 王道家直系]、並んでみた。
14時すぎ。回転も速く席数も多い、15分程度
であったか、意外に長くは待たなかった。
柏が本店のよう。街道系?。
ノーマルなラーメン。
アップ。
気持ちゆるい縮れ。
チャーシューはやっぱり、燻製香。流行か。
スープは[わいず]よりも、塩味が強い。
が、[わいず]の方が濃厚。
むろん、十分うまい家系ラーメンだと思うが、
私は[わいず]の方が好みである。
よきにつけ、あしきにつけ、こう近いと、
比べざるを得ない。
それにしても、家系、もっとあってもよいと
思うのである。一つのジャンルであろう。
むろん、セントラルキッチンのチェーンではなく。
いっそのこと、この末広町界隈にもっとできても
おもしろかろう。
相乗効果はあるハズ。
千代田区外神田5丁目2-7 外神田下村ビル
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