断腸亭料理日記2021

うなぎ肝煮

3959号

10月26日(火)第二食

昼は雨。

ただ、午後、遅くなるとやむよう。

やんだのを見計らって、15時すぎに出る。

セーターに薄いコート。。
首に赤い手ぬぐいを巻く。
寒がり、なのである。

今日も今日とて、吉池へ。

今日は、なにがあるかな?。

入ってすぐ右の、対面の売り場。
海老や貝類。

いつもあるのだが、うなぎの倶利伽羅の串、
肝の串。
これらは、一本300円ほどで安くない。

その脇に、うなぎの肝のたくさん入った袋。
一袋、1200円ほど。
いつもあったか記憶にはないが、串よりは安い。

煮て食べよう。
まあ、珍味、の域はでないかもしれぬが。

うなぎの肝焼き、倶利伽羅焼きはうなぎやの
定番ものではあるが、今は面倒なのか、
量がまとまらないからか、出さないうなぎやも
多い。

代わりに、肝煮を出すところは多いかもしれない。

肝だけをまとめて食べる料理というのは、
そう多くはないかもしれぬ。
あわび、などもあるか。
だがやっぱり、珍しい。

もう一つ。
生食用、白魚。茨城県産。霞ヶ浦か、北浦か、、。

秋の白魚。
この前、三筋の[みやこし]でかき揚げで食べた。
1パック380円で安い。
買ってみるか。
それから、いつものめかぶ。

帰宅。

肝。

開けると、

こんな感じ。
まとまると、けっこう、グロい、かもしれぬ。

一度、洗う。

このまま煮るよりも、一度湯がいた方がよいだろう。

湯をわかして、湯がく。

一度煮立てて、すぐに、洗う。

再び、鍋へ。

熱がかかったので、浮袋がふくらんでいる。

味付けは、佃煮。

しょうゆ。濃口と、たまりも入れようか。
たまりしょうゆというのは、濃口と比べると、
甘いのだが、どうせ甘辛になるので、問題はない。
濃口だけよりも、コクが出るというのか、独特の
香りが付く。
それから、酒と砂糖。

山椒も入れよう。
いつもある、四川の山椒の粒。
これ、入れてみようか。
どんなものか。

煮立てて、アルミホイルの落としぶた。

途中、味見。
甘味が足らない。砂糖を追加。
甘味が強くないと、苦みが気になる
のである。
やっぱり、佃煮。

OK。

さらに煮詰めながら、煮る。

10分、15分、、。
色が付いてきたら、よいか。

煮上がり。

一緒に買ってきた、白魚も出そうか。

天ぷらは今日は面倒。
生食用と書いてあるので、ぽん酢しょうゆで
そのまま食べてみるか。
それから、めかぶも。

皿に出す。

うなぎ肝煮は、よく煮えた。

四川の山椒を入れてみたが、これは
ちょいと苦かった。
やはり、日本の山椒の粉を、食べる時に
掛けるのでよかったか。

生の白魚のぽん酢しょうゆ。
これは、もう一つ。
なぜであろうか。
にぎり鮨だと、ゆでたものよりも、
生の方がうまいのだが。

しかし、肝煮は大量にできてしまった。

 

 

 

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