断腸亭料理日記2021
※訂正です。都民の日は10/1でした。なにを勘違いしたのか、、、。
本文自体はそのままにいたします。
(言い訳ですが、1889年(明治22年)に東京市ができたのが下記の通り5/1。
10/1はその後、市長のある市になったのが1898年(明治31年)でした。)
3849号
5月1日(土)第一食
メーデーでもあるが、都民の日。
小学生から高校までずっと東京都内の区立、
都立に通っていたので、ずっと休みであった。
そして、ご同輩で東京都で同じような子供時代を
すごされた方はうなづいてくださると思うが、
都民の日といえば、なんといっても
河童のバッジであった。
金属のもので毎年違うデザインのものが作られ、
おそらく買っていたのだと思う。
当時これを付けていると、遊園地などにただで入れた、
と記憶しているのだが、合っていようか。
毎年買って、小学校の帽子に付けていたと思う。
コレクションである。
今はバッジも作られていないよう。
ともあれ、都民の日。
5月1日というのは、東京市ができた日とのことである。
東京府ではなく、東京市。
東京市ができたのは、1889年(明治22年)の5月1日。
この日らしい。
東京市の上位に東京府があったわけだだが、
東京市の管轄は、その内の区部。
廃止時は今の23の特別区にあたる地域。
廃止されたのは1943年(昭和18年)。
戦中も戦中、激戦最中。
今の東京都は東京市と東京府の機能を合わせ、
一部を各特別区に分割した、ということになるのか。
東京市のできた日が、東京府のできた日ではなく、
都民の日に引き継がれているのはもう一つ、
うなづけない気もするが、路面電車の市電が
都電にかわったといった感じ?。
恥ずかしながら、というべきか、知らなかった。
東京市という行政単位ができるまでは、当然東京府
直轄ということであったのであろう。
もうちょいと、調べないと。
なにかというと、戦前の地方自治、で、ある。
これも、実に知らない。不勉強の誹りは免れぬ。
学校で、習った記憶もないように思う。
ちゃんと教えていたのであろうか。
戦前に地方自治、つまり、県議会、府議会、
その下位の市区町村議会があったのか。
あったとしたら、いつできたのか。
江戸から明治になって、廃藩置県で知事という役職が
できたのは知っている。これは、政府から派遣されていた。
いわゆる官選。
最初は地方自治などまったくない。
これも知っている。
中央の国会、いわゆる帝国議会ができたのは
1890年(明治23年)。
その前年、大日本帝国憲法が発布され衆議院選挙が
実施され、できたわけである。
地方議会は、1890年(明治23年)同時にできていた。
あー、そうだったのか。
前年になるが、東京市ができたのはこのタイミング。
東京と他地域と多少事情は違うようだが、
選挙が行われ、府県議会議員が選ばれた、、のか。
総務省の地方自治制度の歴史のページによれば
当初は「府県内郡市の複選制選挙による名誉職議員で構成し、
予算決定、決算報告認定等を議決」していた。
なにを言っているのか、もう一つピンとこないが、
かなり限定的のようだが議会はここでできているよう。
その後、おおむね中央と同じような歴史をたどってきた
といってよいようである。
1924年(大正13年)、衆議院の普通選挙。
地方も同時期に普選実施。
ただ、府県知事の官選はずっと続き、公選制にはるのは
戦後を待たなければならなかった。
非常にざっくり、戦前の地方自治制度の歴史。
国とおおむね同じ、なので、覚えていなかった
のかもしれぬ。
私の不勉強からだが、都民の日から、
思いがけない方向へ話が飛んでしまった。
都民の日とはなんの関係もないが、
担々麺の[寿限無]であった。
[はしご]譲りといってよいのか、
特にパイコーののった担々麺。
これが、よい。
担々麺もいろいろな味がそこいらじゅうにある。
辛さ、痺れを競ったものもたくさんある。
私などには、そんなものはどうでもよい。
ここのものは、まったく定番。
真ん中の味。
いつきても、安心できる。
パイコー担々麺。
揚げたパイコーとチャーシューと小松菜
ねぎ。
しっかりした丸い細麺。
そして、担々麺の中心は、このスープ。
辛すぎず、白胡麻。
とてもバランスの取れたもの。
本当は、白いご飯と、なのだが、
さすがにもうそれはできない。
だが、うまい。
うまい一杯、で、あった。
毎度、ご馳走様でした。
台東区上野6-1-6
03-3831-5332
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