断腸亭料理日記2021

牛バラ肉のカレー

3918号

8月16日(月)第二食

やっぱり、定期的に、一週間に一度以上は
食べたくなる、カレー。

今日は簡単にルーのカレーを作ろうか。

ルーは常備のジャワカレーだが、
肉はなにがよかろう。

牛。

牛であれば塊。

ハナマサに買いに出る。

カレー用、などと書かれている角切りが
ハナマサ以外にもあるが、これはなんであろうか。
なにの角切りなのか。書いてもらいたいものである。

これは避けて、バラがよいだろう。
牛バラというのは、いわゆるカルビだと思うが
塊、角切りはよく煮込みにする。
脂もあるし、うまい。

オーストラリア産グラスフェッド。
煮込み用、牛バラ角切り。
250g1パック400円ちょい。2パック買おう。

作る。

最初に米を研いで、スイッチオン。

角切りだが、まだ大きいので一口に切る。

にんにく、生姜みじん切り。

玉ねぎは1個、半分は薄いスライス。
もう半分は、大きいスライス。

玉ねぎというのは、煮込むとすぐに溶けてしまうので
大きく切ったものも用意する。

肉から、焼く。

各面、こんがり焦げ目を付ける。

焼けたら皿にあげておく。

残った脂で、にんにくと生姜。

香りを出し、薄くスライスした玉ねぎ投入。

いい色までよく炒めて、大きなものも投入。

軽く炒める。

圧力鍋を用意。
バラの角切りなので、柔らかく煮込みたい。

焼いた肉を入れ、炒めた玉ねぎ、ホールのスパイス。

スパイスは、ローリエとクローブ。
ルーのカレーでもこの二つをは入れたい。

煮込むと嵩(かさ)は減るので、水は極力減らしたい。
ヒタヒタよりも気持ち多いくらい。

ふたをして点火。
加熱加圧、5分。
消火し、放置調理30分。

圧力鍋の圧は、30分かからずに下がっているようなのだが
それでも放置している間に調理は進んでいるようである。

ふたを開ける。

こんな感じ。

ルーを投入。

レッドペッパーもここで追加。
それから、ガラムマサラも。

水量もテキトウなので、味と粘度をみながら
ルーを追加。

溶かし切って、出来上がり。

盛り付け。
添え物は酒悦の福神漬けとディルピクルス。

カレーの肉にはなにがよいか。
これは、なかなかの問題、で、ある。

鶏であれば骨付き。
ももか、手羽。
出汁がよく出る。
だが、食べずらい。ほろほろに煮込む。
ルーのカレーよりも、ちょっと水分の多い
インドカレーがよいかもしれぬ。

豚であれば、バラの角切り。
ちょっと厚めのスライスでもよい。
この場合、ルーでよいが多少ゆるい方が
よいかもしれぬ。
脂がうまい。

牛であれば、今日のバラ角切り。
これも柔らかく煮込むのが原則であろうが、
かなりうまい。
肉を喰っている、という感じがし、よい。
そして、やっぱり、脂。
牛バラの場合、今日のようにルーの方が
よいのではなかろうか。
やったことはないが、インドカレーでは
カレーの方が主張し、牛と喧嘩をしそうである。

ともあれ。
今日は、なかなかよくできた。

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、簡単な自己紹介をお願いいたしております。
匿名はお控えください。

 

断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|

2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |

2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15

2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |

2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月

2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月

2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |

2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月

2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月

2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |

2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |

2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |

2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |

2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |

2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |

2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |

2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |

2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月

2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |

2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |

2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |

2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |

2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017 1月 |

2017 2月 | 2017 3月 | 2017 4月 | 2017 5月 | 2017 6月 | 2017 7月 | 2017 8月 | 2017 9月 |

2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |

2018 5月 | 2018 6月| 2018 7月| 2018 8月| 2018 9月| 2018 10月| 2018 11月| 2018 12月|

2019 1月| 2019 2月| 2019 3月 | 2019 4月| 2019 5月 | 2019 6月 | 2019 7月| 2019 8月

2019 9月 | 2019 10月 | 2019 11月 | 2019 12月 | 2020 1月 | 2020 2月 | 2020 3月 |

2020 4月 | 2020 5月 | 2020 6月 | 2020 7月 | 2020 8月 | 2020 9月 | 2020 10月 | 2020 11月 |

2020 12月 | 2021 1月 | 2021 2月 | 2021 3月 | 2021 4月 | 2021 5月 | 2021 6月 | 2021 7月

2021 8月

BACK | NEXT

(C)DANCHOUTEI 2021