断腸亭料理日記2020
9月6日(日)第二食
さて、拙亭ご近所、元浅草二丁目、稲荷町の中国料理
[白燕]、である。
気鋭の若いシェフがこんな時でもがんばっている。
日曜の夜もやっているのがありがたい。
昼、予約のTELを入れて、6時に。
席は前回同様、奥の半個室。
テーブルにはナプキンとメニュー。
燻、彩、包、清、薄、炒、拌、甜、と独特の表記。
なんとなく、伝わる。
夜は、税込み5000円のお任せのみ。
ビールをもらう。
青島のプレミアム。
味も香りもちょっとリッチな味わい。
最初は燻。看板のリンゴアメから。
大きさはさくらんぼほど。
楊枝に刺した赤い球。
もちろん、リンゴアメではない。
表面は堅いゼリー状。
これは甘酸っぱい。
山査子(さんざし)で、あったか。
そして、中は燻製香のするフォアグラ。
フォアグラの燻製というのは、ここで食べたのが
初めてだと思うが、よく合う。
調べてみると、世の中には、一般的なものでは
あるようである。
中華のようで、フレンチのようで、やっぱり
中華か。
次は彩。前菜三種盛。
上がここお得意のよだれ鶏。
麻辣だれ。
右がレモンクラゲ。さっぱり。
左が変わっている。
皮蛋(ピータン)豆腐の茶碗蒸し仕立て。
ズバリ、言葉通りの味。
おもしろい。
麻辣だれを残して、
包、餃子。
これは定番。
続いてこれも定番、焼売。
上はとびこで、豚肉と海老。
清、スープ。
いつも薬膳風。
ゴーヤ、ドライトマト、ハトムギ。
これに、骨付き豚肉。排骨。
今日は、目にいいとのこと。
薄、白い雲とは、どういう意味であろうか。
盛り付けた形と色を、雲に見立てているのか。
ゆで豚。白いコーン。まぶしてあるのは揚げ玉ねぎ。
香ばしく、よい食感でアクセントになっている。
たれはこれも麻辣。
炒、穴子、長芋、豆チ。
炒め物。豆チで炒めるのはやはり四川風なのであろう。
穴子を合わせるのも珍しい。
穴子は海の魚だし、四川は内陸である。
唐辛子を食べてみたが、不思議と辛くなかった。
拌、ひやし中華。
さっきとは違う黄色いコーン。レタス、ナス、無花果なども
入っている。
拌はバン、だが、字の意味は攪拌の拌で、混ぜる。
拌麺というと、中華の混ぜ麺。
味は、いたってノーマルな冷やし中華。
デザートはマンゴープリン。
なんだか、夏らしい。
お茶はジャスミンティー。
どれも、うまかった。
ご馳走さまでした。
また、来月、かな。
台東区元浅草2−7−10 オルタンシアIV 2F
断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5|
2004 リスト6
|2004
リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10
|
2004
リスト11 | 2004 リスト12
|2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005
リスト15
2005
リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20
|
2005
リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006
6月
2006 7月 |
2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006
12月
2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |
2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月
2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月
2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |
2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |
2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |
2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |
2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |
2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |
2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |
2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |
2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月
2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2014 9月 |
2014 10月 | 2014 11月 | 2014 12月 | 2015 1月 |2015 2月 | 2015 3月 | 2015 4月 |
2015 5月 | 2015 6月 | 2015 7月 | 2015 8月 | 2015 9月 | 2015 10月 | 2015 11月 |
2015 12月 | 2016 1月 | 2016 2月 | 2016 3月 | 2016 4月 | 2016 5月 | 2016 6月 |
2016 7月 | 2016 8月 | 2016 9月 | 2016 10月 | 2016 11月 | 2016 12月 | 2017
1月 |
2017 2月 |
2017 3月
| 2017 4月 | 2017
5月 | 2017 6月 | 2017
7月 | 2017 8月 | 2017
9月 |
2017 10月 | 2017 11月 | 2017 12月 | 2018 1月|2018 2月| 2018 3月|2018 4月 |
2018 5月 |
2018 6月|
2018 7月|
2018 8月|
2018 9月|
2018 10月|
2018 11月|
2018 12月|
2019 9月 | 2019 10月 | 2019 11月 | 2019 12月 | 2020 1月 | 2020 2月 | 2020 3月 |
(C)DANCHOUTEI 2020