断腸亭料理日記2020

浅草寿・とんかつ・すぎ田

2月29日(土)第二食

さて、浅草寿のとんかつ[すぎ田]

もうどのくらいになるのか、先代の頃から食べに
きている。

ミシュラン・ピブグルマンを続けている。
これもなん年になるのか。

5時半に予約し、徒歩で向かう。

真っ直ぐに東に向かい、国際通りを渡り右に曲がって、
春日通りの交差点の手前。

入るとこの時刻だが、もうにぎわっている。

カウンター、ちょうど揚げ鍋の前に掛ける。

瓶ビールをもらう。

キリンクラシックラガーの中瓶。

お通しは、うにくらげ。
なぜか、先代の頃からずっと変わっていない。

オーダーはいつも決まっている。

エビフライとロースのかつとロースのソテー。

エビフライは時価で、今日は3000円とのこと。

ソテーは2,300円也、かつは2,100円也。

ソテーの方が微妙に高い。

巨大エビフライ。

これもここの名物であろう。

かつもそうだが、かなりしっかりした衣。
えびはみずみずしく、プリプリ。

大きいからと言って、大味ではない。
そういえば、この海老、なんであったか。
聞いたことがない。

たっぷり添えられたタルタルソースもなめらかな
口当たりで、うまい。

カウンター、揚げ鍋の前なので二代目の作業を
つぶさに見ることができる。

揚げ鍋は二つで、温度が違うのであろう。
途中で、移している。

その隣はフライパンで、ソテーの調理中。

フランベ。フライパンから大きな火が上がる。
この火は、ブランデーではなく、ウイスキー。

出来た。

バターとしょうゆに、ウイスキー。

濃厚である。

ロースかつもあがった。

アップ。

ピンク色というよりは、少し火が入っている。

塩で食べる。

しっかりした衣。
先代の晩年よりも、これは上である。

そして、油切れもかなりよい。

ロースでも脂身をまったく取ってしまうところも
あるが、ここはある程度の存在感をもってつけている。

肉のうまみも十分。

キャベツはソースで。
改めて思うが、ソースがうまい。
辛めであろう。

ほどよいところで、ご飯と豚汁を頼む。

ご飯の炊き方も、堅めで上々。

豚汁は濃い。
しょうがの風味に、味噌が濃い

厚めに切った大根、熱い。

うまい豚汁。

うまかった、うまかった。

腹一杯。

食べすぎかもしれぬ。

ビール二本も加えて、1万円也。
こんなものであろう。

ご馳走様でした。

 

 

すぎ田


台東区寿 3-8-3
03-3844-5529

 

 

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