断腸亭料理日記2020

じゃがいものコロッケ白子入り

2月2日(日)第二食

引き続き、じゃがいものコロッケ。

まずは、じゃがいもを洗う。

新じゃがなので、きれい。

30分ほど水に漬けておく。
泥が落ちやすかろう。

30分後、たわしで洗う。

皮はむくので、そこそこでよかろう。

じゃがいもは以前は、蒸し器で蒸していたが、
最近はレンジ加熱で蒸す。

じゃがいもは皿にのせ、濡れているが、
ちょっと水気を振って、ラップ。

レンジへ。

10分なのだが、やはり、途中でひっくり返す。

10分。

そうとうに、熱い。

火が通っているか?。

串を刺す。

うん!。
完全に火が通っている。

新じゃがで柔らかいせいか。
普通のじゃがいもだと、10分でもう少し堅めだったような
気がするが。

足らない場合は、タオルなどをかぶせて、予熱加熱、
という手もある。

むろん熱いので、左手に手袋をして、包丁で皮をむく。

包丁の刃できっかけを付けてむいていく。
熱いのをのぞけば、意外とこれ、簡単。
3個。

ボールでつぶす。

皮をむき、つぶすまで、手早くやる必要があろう。
冷えてしまうと、堅くなる。

白子。

これだけ見ると、グロテスク、である。

ちょっと小さめの一口大に切る。

おにぎりの要領で、中に切った白子を入れて丸める。
球状。

割れないように、完全に中に入れようとすると、
なにか、でかくなってしまう。

五個分できた。

これで十分。ノーマルな玉ねぎ挽肉版はなし。
それにしても、でかい。

揚げ鍋を用意し、予熱をしておく。
でかいので、油の量は深めに。

それぞれに小麦粉をまぶす。

パン粉、玉子を容器に用意。
玉子は全卵二個分、割りほぐす。水はなし。

玉子の容器で、崩さぬようそっと回転させ全体に玉子をつけ、
崩さぬように慎重にパン粉へ。

スプーンで上からパン粉をふりかけ、側面にも丁寧につける。

高温でよいだろう。170℃〜180℃。

狐色まで。

特に崩れることもなく、うまく揚がった。

一つ切ってみて、皿へ。

げ!。
白子は中央にちょいとの大きさになってしまった。
薄々気付いてはいたが、やはり。

ビールを開けて食べる。

味はまったくつけていない。
もちろん、ソースなどではなく、塩で食べる。

ん!。

だが、これ、なかなかよくできている。
うまい。

塩とじゃがいもと白子で、味はシンプル。
素材そのものであるが、じゃがいもと白子は
よく合っている。

これ、白子をコロッケに入れる、というのは、
そもそも和風クリームコロッケ、という趣向なのである。

白子の量も、他の人は知らぬが、
私にはちょうどよい。

元々さほど得意ではない白子、これ以上入ると、
やはり、くどく感じるであろう。

食べたことはないが、じゃがいもではなく、
ベシャメルソースで、文字通り、クリームコロッケに
入れるというレシピもあるよう。
どんな感じになるのかわからぬが、
ちょっともったいないような気もする。

ともあれ、じゃがいものコロッケ白子入り、
白子自体、私にはそうそう頻繁に食べるものではないが、
今日は、成功、で、ある。

 

 

 

 

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