断腸亭料理日記2016

上野・インド料理・
ハリマ・ケバブ・ビリヤニ その1

7月8日(土)夜

さて。

土曜日、夜。

梅雨はどこへ行ったのか。暑い。
もうはっきりいって、モードとしては、真夏、で、ある。

なんだかここのところ、カレーばかり食べている
ようにも思うが、こう暑いと、やっぱりカレーが食べたい。

作ろうかと思ったが、外のインド料理店を開拓しようか。

ご存知の方も多いかもしれぬが、上野・御徒町界隈は
インド料理店の密集度が高いところ、なのである。
(戦後の宝飾品、貴金属などの闇市から宝石に強いインド人が
集まるようになったから。)

このところ、上野界隈も新しいところができており、
話題のところも多いよう、で、ある。

そのうちの、一軒。

上野と稲荷町の間。
浅草通り沿いで、通りの南側。

[ハリマ・ケバブ・ビリヤニ(Halima kebab biryani) ]という。

ケバブはケバブ。ビリヤニはインドの炊き込みご飯のこと。
ハリマというのが名前ということなのであろう。

なんでも南インド料理とのこと。
南インドは野菜系らしい。

元浅草の拙亭からもご近所なので、
店の前はよく通りかかって、存在は知っていた。
最近話題のよう。

と、いうことで行ってみることにした。

17時頃、TELを入れて、入れることを確認。
内儀(かみ)さんと自転車で出る。

自転車だと5分ほど。

小さな雑居ビルの1階。

席は50ほどで見た目よりも広い。

TELを入れた者であることをいって
案内される。

早めの時刻だが、そこそこ埋まっている。
やはり人気のよう。

アラカルトもあるが、こういうところだと
一品の値段が高めなので、存外コースの方がお得だったりする。

3,585円のコース(なぜかコースには呑み放題がすべてついている)を
頼むことにする。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1.ヘルシーガーデンサラダ
2.マサラパパド(香ばしいインド風マメせんべい)
3.季節の野菜のパコラ(インド風天ぷら)
4.スパイシーな釜焼きカリフラワー タンドリーゴビ
5.フレッシュハーブとスパイスたっぷりのカバブ(インド風釜焼きソーセージ)
6.クリーミーなカジキマグロのフィッシュティッカ
7.ヨーグルトスパイスに漬け込んだ釜焼きジューシータンドリーチキン
8.ハイデラバディ地方の弱火でじっくり調理したチキンビリヤニ
9.まろやかでクリーミーなバターチキンカレー
10.鶏挽肉と茄子のスパイシーカレー
11.ナン(食べ放題)
12.パラタ(インド風パン 食べ放題)
13.本日のデザート
14.マサラチャイ又はコーヒー
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これがその内容。

生ビールをもらって、

マサラパドという豆せんべいと
メニューにはない(?)が、ラッサムというスープ。

せんべいの上には玉ねぎと青いのはコリアンダー。
玉ねぎは辛く味付けされたもの。

ラッサムもちょうど、トムヤムクンのように
辛く、かつ、酸っぱい。

日本語のできるマスター風のお兄さんがサービスといって、
(呑み放題に含まれているものではないよう。)
南インド産の赤ワインのボトルを一本持ってきた。

ファテルと読むのか。
大盤振る舞い
このお兄さん、妙にフレンドリー。

次はこれ。


パコラ。インド風の野菜天ぷらといっているが、
甘くないドーナッツといった方がよさそう。

後からも出てくるが、ミントソースをつけて食べる。

 

このミントソース、マヨネーズのような感じもするが
ミントの味がするのかしないのか、味そのものも
今一つ、はっきりしない感じ。

サラダ。


これはノーマル。

ティッカ。


カジキマグロのカレー煮という感じか。
うまいぞ。

お馴染み、ケバブ。


今は、トルコのケバブが東京でも一般的になってしまったが、
インドではこれがケバブ。

串に味付けした挽肉をタンドリーで焼いたもの。
これもコリアンダーまぶし。
赤味が強いが、これはレッドペッパーであろう。
そこそこ辛め。

一人分、一品が少しずつなので、ありがたい。

 

 

つづく

 

食べログ
03-6672-1796
台東区東上野3-36-7 1F


 


 

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