断腸亭料理日記2015
12月26日(土)〜28(月)
さて、引き続き箱根塔ノ沢の[福住楼]、
風呂に入って一杯やって、転寝。
一日目の夕飯。
配られた品書き。
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師走を迎えて 二十七年
先附 霙和え
酒菜 季節の七点盛り
造り 旬の鮮魚
鮪 尾長鯛 海老
中皿 地魚煮付け 又は
白子茶碗蒸し
台の物 和牛ひれ網焼き
舞茸 エリンギ
焼物 おしつけ西京
大根ステーキ
揚物 目光香和揚げ
煮物 海老芋吹き寄せ餅
食事 白飯 止椀 香の物
水菓子 季節の果物
仕入により内容が変わることもございます
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基本、一か月同じ内容だが、仕入によって変わる。
お造りは、
左から、鯛、海老、鮪、ほたて、左の白身は目鯛といっていたか。
目鯛はよく西京漬けの焼物などにするが、
刺身は珍しいのではなかろうか。
厚く切ってあり、ねっとりしてうまい。
酒菜七種。
右下から時計回りに、隠元胡麻和え、鰯(?)甘露煮、
山芋千切り梅肉和え(?)、子持ち昆布、海老押し寿司
真鱈子(?)ふくめ煮、中央が金柑甘煮。
金柑がとても柔らかく香りもよく、うまい。
左の小鉢は霙和えではなく、下は冬瓜、上は蟹肉。
間に挟まっているのは、、忘れた。
左側の鍋のようなものは、網焼きではなく、
底の浅いもので陶板焼きといっていた。
牛肉、しし唐。舞茸、エリンギは品書き通り。
焼けたら、ぽん酢しょうゆで。
煮物、焼物。
煮物は金目とごぼう。
一口。刺身にした切り身のあまりのようにも見えるが、
このくらいの量で充分である。
焼物は鰆(さわら)で下は品書き通り大根ステーキ。
添えてあるのは杏(あんず)。
揚物。
これはふぐ、だそうな。
プリプリでうまい。
ご飯と赤だし、香の物。
真ん中は煮物、海老芋吹き寄せ餅の、品書き通りでよいのか。
餅といっているが餅ではない。
茹でたか蒸した海老芋のあんかけ。
見た目も乙。
水菓子はいちごとキウイ。
以上、ご馳走様でした。
一皿一皿の量が少なくなっているように思うが
このくらいの量で我々には十二分。
むろん味も十分。
ここの一泊の宿泊料(1.3k程度)からすれば
むろん高価な材料は使えないが、和食の技は
きちんと発揮されているのではなかろうか。
続けて翌朝も。
ここの一日目の朝は湯豆腐と決まっている。
左から、厚焼き玉子、ご飯、上の四角い皿は左上、蒲鉾、
下にわさび漬け、右下きゃらぶき、上、金時豆。
右小鉢上、切り干し大根、右下、釜揚げしらす。
右、鯵の開き。
味噌汁、お新香、焼き海苔。
朝の品数も減っているかもしれぬ。
正直、今までは食べ切れなかった。
鯵の開きもちょっと甘めの厚焼き玉子も
ちゃんと温かく、うまい。
これ以上はいらない。
十分な朝飯である。
つづく
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