断腸亭料理日記2014
一週間遅れになってしまったが、
先週の土曜日から。
5月10日(土)夜
さて。
今日は中華。
私の住む、浅草、上野界隈で中華料理を食べようと
思うと、どうなのであろうか。
いろいろな選択肢があるのであろうが、
柳橋二丁目。蔵前(江戸)通り沿い、
須賀橋交番そばにある[馥香(フーシャン)]が
気に入っている。
ヌーベルシノワというのであろうか、
フレンチのようにきれいに盛り付けられ、
コース風に組み立てられているニューウェーブの中華。
日曜休みだが土曜はやっている。
TELを入れ19時に予約を入れ、内儀(かみ)さんととも
タクシーで向かう。
蔵前通りに出て、南下し浅草橋まで行かない手前左側。
ビルの一階。
白基調の概観で緑の植え込みなどある店。
入って名前を言うと窓際の席に案内される。
開店から九年という。
当時はそうとうな人気で予約を入れるのも
たいへんだったと思われるが、今は落ち着いてる。
味は特段変わっていないと思う。
ビールをもらい、5,400円のコース。
中身はこんな感じ。
〜〜〜〜〜〜〜〜
・中華冷菜五種盛り合わせ
・茶碗蒸しのフカヒレスープがけ
・海老と春野菜のピリ辛炒め
・変わり春巻き 二種盛り合わせ
・自家製やわらか豚角煮
・山西省流手延べ麺
・デザート
〜〜〜〜〜〜〜〜
内儀さんが黒酢酢豚が食べたいというので
聞いてみると、豚角煮を、変えてもらえるとのこと。
お願いする。
前菜。
やはりきれいに盛り付けられている。
中央がちょっとわかりずらいが、ほたるいかの紹興酒漬け。
上海蟹などで生のものを漬けるのがあるが
そんなもの。
濃厚。
左下から、叉焼、上左、じゅんさいの寒天寄せ。
さわやか。
上右、姿くらげときゅうり酢の物。
ちいさいが文字通りくらげの形をしている。
右下、これも旬のもの、空豆の寄せもの。
次、茶碗蒸しのフカヒレスープがけ。
下が茶碗蒸しで上にフカヒレのスープ。
上品でとてもやさしい味、で、ある。
海老と春野菜のピリ辛炒め。
ようは、エビチリ。
だが、きれいに、上品に盛り付けられている。
野菜への火の通り方も絶妙。
ビールから紹興酒にかえる。
(熟成年の違いでの呑み比べ。)
変わり春巻き 二種盛り合わせ。
添えられている右側の白っぽいのはクミン塩。
春巻きの白い方は海老。
黒っぽい方は、忘れてしまった。
白い方の皮は、ベトナムのライスペーパーであろう。
かえてもらった、黒酢酢豚。
白いのは割包、コアパウというのか。
中華の蒸しパン。
はさんで食べるのかもしれぬが、
酢豚は骨付きのスペアリブなので、別に食べる。
右側にある三角のものは、さつまいも。
こういう組み合わせはよくあるものなのか。
大学芋のような感じもする。
麺。
塩味でさっぱりとし、うまい。
手延べ麺だが、これはここの看板でもある。
デザート。
左がマンゴープリンで右がプアール茶のゼリー。
うまかった。
腹一杯、で、ある。
ご馳走様でした。
ご近所でこれだけのものが食べられるのは、
ありがたいことである。
帰りは、ぶらぶら歩いて、15分ほどで帰宅。
台東区柳橋2-14-2
アリス・マナーガーデン浅草橋1F
TEL.03-5833-6555
断腸亭料理日記トップ | 2004リスト1 | 2004リスト2 | 2004リスト3 | 2004リスト4 |2004 リスト5 |
2004 リスト6 |2004 リスト7 | 2004 リスト8 | 2004 リスト9 |2004 リスト10 |
2004 リスト11 | 2004 リスト12 |2005 リスト13 |2005 リスト14 | 2005 リスト15
2005 リスト16 | 2005 リスト17 |2005 リスト18 | 2005 リスト19 | 2005 リスト20 |
2005 リスト21 | 2006 1月 | 2006 2月| 2006 3月 | 2006 4月| 2006 5月| 2006 6月
2006 7月 | 2006 8月 | 2006 9月 | 2006 10月 | 2006 11月 | 2006 12月
2007 1月 | 2007 2月 | 2007 3月 | 2007 4月 | 2007 5月 | 2007 6月 | 2007 7月 |
2007 8月 | 2007 9月 | 2007 10月 | 2007 11月 | 2007 12月 | 2008 1月 | 2008 2月
2008 3月 | 2008 4月 | 2008 5月 | 2008 6月 | 2008 7月 | 2008 8月 | 2008 9月
2008 10月 | 2008 11月 | 2008 12月 | 2009 1月 | 2009 2月 | 2009 3月 | 2009 4月 |
2009 5月 | 2009 6月 | 2009 7月 | 2009 8月 | 2009 9月 | 2009 10月 | 2009 11月 | 2009 12月 |
2010 1月 | 2010 2月 | 2010 3月 | 2010 4月 | 2010 5月 | 2010 6月 | 2010 7月 |
2010 8月 | 2010 9月 | 2010 10月 | 2010 11月 | 2011 12月 | 2011 1月 | 2011 2月 |
2011 3月 | 2011 4月 | 2011 5月 | 2011 6月 | 2011 7月 | 2011 8月 | 2011 9月 |
2011 10月 | 2011 11月 | 2011 12月 | 2012 1月 | 2012 2月 | 2012 3月 | 2012 4月 |
2012 5月 | 2012 6月 | 2012 7月 | 2012 8月 | 2012 9月 | 2012 10月 | 2012 11月 |
2012 12月 | 2013 1月 | 2013 2月 | 2013 3月 | 2013 4月 | 2013 5月 | 2013 6月 |
2013 7月 | 2013 8月 | 2013 9月 | 2013 10月 | 2013 11月 | 2013 12月 | 2014 1月
2014 2月 | 2014 3月| 2014 4月| 2014 5月| 2014 6月| 2014 7月 | 2014 8月 | 2013 9月 |
2014 10月 |
(C)DANCHOUTEI 2014