断腸亭料理日記2014

浅草六区・洋食・ヨシカミ

7月23日(水)夜

今日はTXでつくばから浅草へ帰ってきた。

9時。

さて、なにを食べようか。

久しぶりに洋食の[ヨシカミ]に行こうか。

東武で帰ってくると、吾妻橋の方の東武の浅草駅に
着くが、TXの場合は国際通り側に着くので
[ヨシカミ]、というのが頭に浮かびやすい。

また[ヨシカミ]は六区にあるので、
閉店時刻が遅いのもありがたい。

この時刻で、呑みや以外では、選択肢が少ない
のである。

TXの浅草駅は地下深い。

長いエスカレーターをあがってくる。

エスカレーターの脇に、過去の浅草縁(ゆかり)の
有名人のイラストがたくさん描かれている。

浅草オペラの田谷力三、喜劇の古川ロッパ、、
作家では、川端康成、むろん、池波先生も。

いつもここを通っているので、
同じものをいつも見ているのだが、
目に留まる時と、そうでない時があるのは
不思議である。

地上にあがって、演芸ホールの脇を通る。

ほう、7/31「第二回 三遊雪解けの会」。

圓楽一門と圓丈一門の会のようである。

圓楽一門がここに出演(で)るのは、そうとうに珍しい。

寄席でも、31日というのは月の番組の枠外で
特別な会をする。

圓楽一門と圓丈一門は昨年和解し
この会が始まったということのようである。

後ろを振り返ると、少し前にできた浅草ドン・キホーテ。

随分派手な建物である。
それなりににぎわっている。

この六区も、今再開発中。
どんなことになっていくのか。

演芸ホールの前を通って、左に曲がり、次の角が
[ヨシカミ]。

[ヨシカミ]と反対側に灰皿があって、
煙草を吸っている人がいる。
私も一服。

なににしようか、吸いながら考える。

私の不動の4番打者、チキンライスは決まりだが、
もう一品、で、ある。
いろいろあるが、やはり、軽くコンビネーション
サラダにしようか。

吸い終わり、店へ。

一人、といって、手前のカウンター
左端に座る。

最近、ここにくるといつもここである。

メニューが出される。
前のお兄さんに、ビール!、と。

一応、メニューは開けるが、すぐに
チキンライスとコンビネーションサラダと
伝える。

すぐに、お兄さんが、ビールとかき餅を
出してくれる。


カウンターとテーブル席、この時刻でも
にぎわっている。

目の前の調理場も活気がある。

私の目の前のお兄さんは、サラダや
サンドイッチの担当。

すぐに私のコンビネーションサラダの
用意を始める。

レタスを切ってボールでマヨネーズと和え、
盛り付け、上に皮をむいたトマトと
ホワイトアスパラ。そこにさらにマヨネーズを
かける。

出来た。


毎度書いているがここのコンビネーション
サラダは、よい。

普通サラダは、ドレッシングなどを上から
かけてあるだけだが、書いたように、
あらかじめ和えてあるのである。
それもたっぷりのマヨネーズで。

サラダは自分で和えてから食べ始めるが、
うまく和えるのは、ちょっと手間。
あらかじめ和えてあるのはよい、のである。
また、ここのマヨネーズは酸味が抑えられており
これも好きなところ。

チキンライスは隣のガス台で作られる。

コンビネーションサラダをつまみながら
隣のガス台のお兄さんの動きも見る。

ちょっと後のようかな。

ややあって、出来た。


湯気が立っている。

いつも通り、味の濃いチキンライス。

うまかった。

入口の前で勘定をして、出る。

ご馳走様でした〜。




ヨシカミ





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