断腸亭料理日記2014

断腸亭の夏休み「セイシェル」その6


セイシェル三日目。

昨日のセイシェルでのファーストダイブで
2本潜るのは到底無理だとあきらめ、今日も1本、
昨日同様、11時スタートからに決めた。

このため、ゆるゆると起きて、ゆるゆると朝飯を食べて
行けばOK、で、ある。

朝飯は昨日同様、隣のレストラン。

多少、副菜が日替わりになっている。


sweet sour fish。

酢豚ではなく、酢魚!?。

普通、酢豚では揚げているが、この魚は揚げていないよう。

これは毎日の定番。


いや、毎日というよりは、ヨーロッパのホテルの朝飯では
大定番であろう。どこにでも必ず、毎日出てくる。
トマトのローストとマッシュルームのソテー。


毎日、生野菜はでるのだが、ドレッシングが出ていない。
これもヨーロッパではどこでもそう。
だいたいにおいて、見ていると彼ら自身、朝飯で
生野菜をあまり食べていないようである。
サラダを食べる習慣はアメリカ人のものなのか。

ドレッシングがないのでクリームチーズとレモンを絞って
食べる。


食べ終わって、準備をしてダイビングサービスへ行き、
11時のボートに乗る。


ボートのキャプテンもそうだが、ガイドを含め、
ダイビングチームはセイシェルの現地の人。

セイシェルの現地人、クレオール人というのは、
アフリカからの黒人にインド人、フランス人などが
混ざっているというが、我々の見た目には、ほぼ黒人である。

男性は特にフレンドリー。
(欧米人に対してではなく、我々日本人(東アジア人?)に対して、
ということかもしれぬ。また女性は、レストランなどこのリゾートで
働いている人を見ると、意外に無愛想な感じであった。)

お客には英語を喋るが、彼ら同士は、クレオール語を喋っている。

昨日同様の荒波を越えて、岬をまわった隣の湾のポイントに着いた。


ドボ〜ンと、バックロールでエントリー。


入ると、いきなり、たくさんの群れ。


ちょっと、拡大して色を変換してみた。
若干、不自然な色味になっているが、これ、鯵ではなかろうか。

大きさは全長で30cmくらいはあるかもしれぬ。

底には、またまた密生したサンゴと小魚の群れ。


と、現れた、ミノカサゴ。



ミノカサゴというのは日本近海にもいて、そう珍しい魚ではないが
やはり、コヤツ、派手である。
この派手は鰭には毒があるので素手で触ってはいけない。


光りの当たり方なのかこんな風に撮れることもある。


黄色と藍と白の縞が鮮やか。


モンガラカワハギの仲間か。


またまた、大量の小魚の群れ。


これはメダカくらいの大きさである。

ここは本当に、様々な魚の格好のゆりかごなのかもしれない。



これも鯵、か。



まるで熱帯魚やの水槽をみているよう。


鯵よりも大きな魚の群れ。
シマアジのように見えるが、、、。


切がないほどの、小魚の群れ。


さて、長い触角、これがなにかおわかりだろうか。
岩のかげ。


身体全体はわからぬが、ハサミに毛が生えている、
白黒の縞の海老であろう。

海老は夜行性で、昼間見つけるのはなかなか
むずかしい。


大きなうに。


いそぎんちゃくもアップにするとなかなかきれいなもの。


サイケな感じだが、ハコフグ、か。


エキジット。


ふう。


つづく。




 


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