断腸亭料理日記2011
6月27日(月)夜
今日は、京都出張。
6時頃、新幹線で東京駅まで戻ってきた。
なにを食べようか。
この前の、大阪出張の帰りには、
室町の砂場へいった。
東京駅からは、日本橋界隈が便利、で、ある。
今日も、蕎麦?
いや、いや、吉野鮨?。
カツ!。
洋食やだ。
と、くると、たいめいけん。
やはり、ホームの先頭から降りて、永代通りに出る。
向う側へ渡って、呉服橋の交差点も渡り、真っ直ぐ。
夏至はいつであったか。
曇っているが、まだまだ、昼間のようである。
京都はそうとうに、天気もよく、蒸していたが、
東京は、少し、涼しい。
日本橋の交差点、コレド日本橋前に渡り、
左の路地を入る。
真っ直ぐ行って、左側。
6時はすぎているが、そこそこ、空席はある。
一人といって、案内を乞い、右手、道路側の
窓際。
今日は、暑さを予想し、ノーネクタイに白の
半袖のボタンダウン。
涼しいとはいえ、それでも、
東京駅から歩いてくると、うす汗をかく。
まずは、ビール。
お姐さんがきて、なににしましょう?
と、いうので、
え〜と。
ビール、、、
それでしたら、こちらはいかがでしょう、と、
薦められたのは、スーパードライの
エクストラゴールド、というもの。
昨夏であったか、限定で出す店が話題になった、
例の氷点下のビールというやつ、か。
もらうことにする。
あ、そうそう。
つまみに、コールスローも。
(コールスローは50円である。)
ビールと、コールスローがきた。
エクストラゴールド、なるもの。
スーパードライよりも多少呑みやすいような気がする、か。
注文は、、、?
おおかた、決まってはいるのだが、
一応、メニューも見る。
見るが、やはり、決めていたもの、
ロースのカツレツと、チキンライス。
注文を取りにきた、お姐さんにいうと、
カツレツにはご飯も付きますが?!。
そう。
そうなのである。
ここは、単品というのはなくて、必ず、
ライスが付いてくる。
ですよね。
(知ってますよ。
いらない、といっても、安くもならないのも。
持ってこないでくれ、というのも気が引けて。)
持ってきてください。
そして、さらに。
お出しする順番は、どうしましょうか?、
と、聞いてきた。
これも、いつものことである。
前には、なりゆきでいいですよ、
などと言った記憶もあるが、それはそれで、
迷惑のようで、お姐さんは、決めてもらいたい様子。
じゃあ、先に、カツを。
ビールを呑みながら、コールスローを
食べる。
さほどかからずに、ロースカツがきた。
(そして、ライスも、、、。)
ソースはかかって出てくるが、このソースは
デミグラスソース。
カツは、脂身もちゃんとあり、からしをつけて、
食べる。
さっくり揚がっており、うまいもの、で、ある。
そして、チキンライス。
さきほど、よくよくメニューを見ていたら、
ここには、名物のたんぽぽオムライス
(例の、伊丹十三監督の映画、たんぽぽ、からの
オムライス、で、ある。)
を、はじめ、なん種類もの、オムライスが、ある。
そして、その中に入っている、ケチャップライスも
違っているようである。
一番ノーマルなオムライスの項目には、
ハムライス、と、書いてある。
これは、ハムの入った、ケチャップライス、
なのであろう。
ハムライス、という言い方は、さほど一般的では
ないと思う。
これで、思い出したのは、やはり、池波先生。
ご自分の日記にであったか、ハムライス、
という記述がなん回かあった。
私も、ケチャップライスは好物だが、
池波先生も、そうとうにお好きであったようである。
ハムライス、という言葉。
これだけ取り出すと、ハムステーキに
ご飯、というような組み合わせの食事、とも、
想像できなくはないが、ここのメニューと、
合わせて考えると、やはり、ハム入りの
ケチャップライスと思えてくる。
閑話休題。
うまかったが、やはり、
そうとうに腹一杯。
ご馳走様でした。
席を立ち、勘定をして出る。
やっと、薄暗くなり始めた日本橋を渡り、
銀座線の三越前までぶらぶらと歩く。
中央区日本橋1-12-10
03−3271−2463
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