断腸亭料理日記2011
1月26日(水)昼
仙台出張。
午後一に、仙台の事業所に入ればよいので、
朝、はオフィスに出る。
10時すぎの、はやて・こまちに乗って、
11時半、仙台到着。
お昼は、毎度お馴染み、駅ビル内にある、
立ち喰いの鮨や、北辰鮨。
仙台のお昼といえば、ここしかないであろう。
12時前、で、あるが、きてみると、
にぎわっている。
カウンターに立つ。
お茶をもらって。
さて、なにからいこうか。
まずは、いか、から。
いかは、2種類、まいか(するめいか)と、やりいか。
両方もらう。
次は、白身。
鯛の昆布〆。
つづいて、白身、かわはぎ肝のせ。
うまい。
鰯。
これだけ、妙に、でかい。
キンキ。
さっぱりとしており、うまい。
鯖。
鯖も二種類、金華鯖と、〆鯖。
金華鯖は、三陸の鯖で、前から有名であったが、
最近は、こんな名前をつけて、ブランド化しようとしているよう。
手前、金華鯖は、生、で、あろう。
味は?
刺身で食べるのではなく、鯖は、にぎり鮨にするのであれば、
〆てあった方が、うまいように感じる。
八角。
これも白身。
どんこ肝のせ。
かわはぎよりも、濃厚。
うまい、かも。
まぐろ、ほほと、カマトロのセット。
ほほ肉。
つづけて、カマトロ。
どちらも炙ったもの。
個々にうまい、のではある。
しかし、こうして炙ったものは、どうなのであろうか。
秋刀魚なんぞでも、最近は、炙ってにぎるところがある。
むろん、火を通したものをにぎる、というのは、
穴子などを含めて、昔からあるのだが、炙ったものと
酢飯の相性、で、ある。
なんとなく、まだ、全体の味としてまとまっていない。
発展途上のような気がする。
(むろん、ここだけのことではない。)
白魚。
季節もの。
うまいもの、で、ある。
鯵。
軍艦巻き、2種。
白子と、あん肝。
白子にしても、あん肝にしても、上もの、と、
思われる。
どちらも、鮮度の問題なのか、うまいものと、
そうでないものとの差が激しい。
さすがに、仙台、というところか。
そうとうに、食べた。
最後に、鉄火の手巻き。
ご馳走様でした。
お勘定。
3000円ちょい。
これだけ食べて、この品質で、
この値段は、東京では、あり得ない。
だから、仙台にきたら、必ず寄りたくなる、
のである。
北辰鮨/仙台駅3F立喰店
TEL:022-214-6180
住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目1−1−3F
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