断腸亭料理日記2010
6月24日(金)夜、25日(土)第一食
金曜日。
今日は、ちょいと早めに帰宅。
帰りに、ハナマサに寄る。
少し前から、豚の生姜焼きが食べたかった、
のである。
ちょうど、ロースの切り落としのようなものが
安くなっていた。
生姜焼きにもキャベツは必須だが、
いわしフライ用に買ったものが、まだある。
これで、準備はいいだろう。
しかし、不思議なものである。
なんとなく、暑くなると、豚の生姜焼きが
食べたくなる。
焼き茄子を生姜じょうゆで食べるのも、
私は好きだが、これも、夏のもの、という
感じではある。
むろん、豚生姜焼きは冬食べても
年がら年中うまいものだが、やっぱり夏、
である。
帰宅し、作る。
書くほどのこともなかろうか。
(「チューボーですよ!」の過去の豚生姜焼き)
プロはいろいろあるが、簡単に作っても
十二分にうまい生姜焼きができる。
と、いうことで、
まずは、生姜を皮ごとおろす。
これをしょうゆ、酒に入れておく。
フライパンに油を引いて、ロース肉を焼く。
焼けてきたら、生姜じょうゆを入れて、
煮詰めながら、絡めて、終了。
先に、千切り、水に放しておいた
キャベツを盛付け。
もう、ビールに合うこと、夥(おびただ)しい。
いくらでも、食べられる。
チョチョイとできるが、豚生姜焼き、
まったく、うまいもの、で、ある。
さて。
翌朝。
豚ロースもたくさん残っており、キャベツもある。
キャベツと豚肉でできる、メニュー。
なにか他にないか、考えてみた。
(キャベツと豚肉などありふれているので、
はっきりいえば、野菜炒めでもよいのではあるが。)
思い付いたのは、回鍋肉。
これも、チューボーですよ!、レシピで、
作っていた。
本当は豚バラで、なおかつ塊を使う。
まあ、ロースでもいいだろう。
まずは、キャベツ。
一口に切り、芯やら、筋の太いところは、
この時に学んだ、中華の技、包丁の腹でで潰す、
を施しておく。
ロースのスライスも一口に切る。
キャベツと肉を湯通し。
にんにくをみじん切り。
豆板醤、甜面醤、八丁味噌(豆鼓の代用)を
用意。
中華鍋を熱し、油を回す。
にんにく、豆板醤の順に入れ、炒め、
油に馴染ませる。
続けて、八丁味噌。
これは、少し、なじみがわるいので、
水を少量足し、緩める。
ここに、茹でた豚肉。
よく和えて、キャベツも投入。
続いて、甜面醤。
再び、水を少量足して、これもよく和え、
最後に、水溶き片栗粉を回し入れ、
完成。
回鍋肉。
ちょっと、片栗が、まばら、な、感じに
なってしまった。
が、まあ、味は十分。
(朝っぱらからだが、缶ビール350cc1本)
うまいもんである。
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