断腸亭料理日記2009

路麺・小島町・アズマ

12月10日(木)朝

一昨日は、忘年会で、昨日は二日酔い。
だが仕事が忙しい、、、。

そんなことで、更新作業が、昨夜、二本分という
ことになってしまった。

更新が、寝てしまって、翌朝、ということは、
まま、あることだが、完全に翌日の分と同時に
なってしまう、というのは、珍しいだろう。

日曜日から、毎日、週五日、必ず書く、というのを
自分への、決まり、にして、続けているのだが、
ほぼその通りやれているというのは、習慣になっているとはいえ、
我ながら、よく続くもの、と、改めて、思う。

実際のところ、趣味、とはもはや自分でもいえない、と、思っている。
サラリーマンとしては、ここで書いているような
内容とは、まったく違うことしている。
それはそれで、複雑だったり、未知のことだったり、
プレッシャーもあり、ストレスも多い。
(そんなことは、仕事であるから、あたり前のこと、ではあるが。)

で、ありながら、もはや自分でも、趣味とはいえない
ことを、一所懸命、毎日しているのはなんなのか。
仕事とのバランスを取るためのものになっていることは
自覚している。

しかし、やはり、それだけではなく、なにか、
サラリーマンとしての仕事ではなく、自らが、したいこと、
考えたいこと、調べたいこと、伝えたいこと、
主張したいことをしている、というのであろうか。
しかし、それだけでは、趣味とかわりがない。
じゃあ、趣味ではない、のはどういうことなのか。
自分でもよくわからないのだが、ただ自分で喜んでいたいのではなく、
誰かに伝えたい、と、いうことなのだろう。

これがなんになるのか、よくわからぬし、
最近は、なにになる、という目的のようなものがなくても、
いいんじゃないか、という気もしてきており、続けられる限り、
続けていくのだろう、と、思っている。

そんな、今日この頃。
一年の終わりを前にして、最近の心境のようなものは、
そんなところである。

昨日は、昼まで酒が残るくらいの、二日酔い、
であったのだが、それでも、昨夜は呑まないか、
と、思えば、やっぱり、呑んでいる。
(多くではないが、家で、ちょいと、では、ある。)

酒のない国にいきたい二日酔い
三日目にまた帰りたくなる

そんな狂歌も落語では、酒呑み、酒の噺の
枕にはよくふられる。
まあ、それを地でいっているのだろう。

今朝は起きると、やっぱり、二日酔いではないが、
ぼんやり。

と、こんな朝は。

ご近所の路麺(立ち喰いそば)、アズマ。

春日通りと清洲橋通りの交差点、
南東の角にある。

朝の8時前、いつもこの時間に入るのだが、
混んでいる時間であろう。

店はちょっと、不思議な構造をしている。
以前は、隣のラーメンやだった店と、立ち喰いそばやを
くっつけた、というのを聞いたことがあるが、
調理場が二つあるのが、それを裏付けている。
それでもカウンターだけで、さほど、席数も多くはない。
だが、中で、みな初老以上と思われる小父さん達が
5人も、働いている。
(これで、合うのかしら、と、思ってしまうくらいである。)

暖簾を分けて入り、
あいているスツールに座り、
「そばで、野菜かき揚げ」と、頼む。


これが野菜かき揚げ。

しょうゆの強いからめのつゆ。
麺は茹でおき。
天ぷらも、おおかた、揚げ置き。

びっくりするほどのものはないが、
普通に、うまい。

呑んだ翌朝は、やっぱり、これ、で、ある。
(じゃあ、毎日じゃねえか、、)








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