断腸亭料理日記2007
12月23日(日)第二食
鱸のちり蒸しを食って、また呑んで、朝9時ごろ、寝る。
(ひどいものである。昼も夜も、呑んで食って、寝ているだけ。
正月も近いが、既に正月×連休モード、という感じである。)
起きたのが、2時過ぎ。
さてさて、年賀状を作らねば。
接亭の賀状は、ここなん年もそうなのだが、パソコンで原稿を作り、
印刷、それを官製の賀状にカラーコピーする。
カラーコピーは、上野駅前のキンコーズ。
毎年、夫婦で旅行をした写真などを使うのだが、
今年は、香港旅行時、デジカメを失くしてしまったため、
昨年のものなどを、少し加工し、使う。
原稿は昨年のものの、写真をはりかえるだけなので、すぐできる。
自転車で出る。
が、まずは、なにか食べよう。
起きてからなにも食べていない。
温かいもの。
ラーメンとも思ったが、やはり、そばにしよう。
キンコーズに近く、休日にやっているそばや、と、いえば、
上野藪、ということになる。
上野藪は、珍しく(?)最近きていた。
`07年10月14日
3時過ぎ。
この時間であれば、すいていよう。
この界隈は昨日もきたが、もう既に、暮れのにぎわい。
昭和通りを渡り、AM/PMの路地を入り、丸井裏。
店脇に自転車を置き、店に入る。
こんな時間でも一階はは一杯。
帳場に座っている女将さんの、お二階へ〜、の声で、二階へ。
二階は、パラパラと空席もある。
やはり、このくらいがよい。
お酒、お燗で一本。
いけない、と、多少は思っているのだが、
やはり、そばやへくると、呑みたくなってしまう。
そして、注文は、最初っから考えてきたのであるが、
牡蠣なんばん。
ここへ、冬にくれば、もうこれしかないだろう。
去年は、第二回落語会の前の日にきていたりする。
池の端藪、にも牡蠣なんばんは、ある。
池の端藪蕎麦は、店の存在感からなにから含めて、筆者が今、最も
好きなそばや、では、ある。
しかしながら、この牡蠣なんばんについては、
こちらの方が、うまい。
きたきた。
牡蠣なんばん。
牡蠣を炒めている、と、いう話を聞いたことがある。
ぷりぷりの牡蠣。
つゆは、少し、薄め、なのではないだろうか。
胡椒が入っているのかもしれない、
心持ち、ピリッとするような気もする。
ねぎ。
池の端のものは、焼きねぎであったが、
ここのは、焼かずに、切っただけで、軽く煮てある。
これもまた、うまい。
とても充実した一杯であろう。
一階の帳場で、勘定をして、出る。
再び、自転車に乗って、年賀状を作りに駅前の
キンコーズまで。
住所 東京都台東区上野6-9-16
電話 03-3831-4728
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